彼の言葉がチクチクと突き刺さりテヒョンは嫌々と首を振る。
しかしその棘のような言葉がテヒョンの興奮をさらに煽ってくる。
蔑まされて屈辱的なのにもっと辱めて欲しくてたまらない。
俺 ...変だ 、この人のせいで...身体変なったぁ ...っ
旦那にも殆どされたことのない言葉による責めでこんなにも興奮してしまうなんて、信じられなかった。
彼はずぶ濡れになっているテヒョンの股間を再び口に含むと、激しく扱きたててきた。
舌を這わされ、すぼめた唇で思い切り吸われながら先端か根元まで何度も往復されると、たちまち射精感が込み上げてくる。
テヒョンは切羽詰まった声で泣き喚きながら、必死に彼に訴えた。
しかし彼の口淫は止まるどころかますます激しくなってくる。
ジュポジュポと淫らな音を立ててしゃぶられて舐め尽くされて、散々欲を持て余していた肉体は、込み上げてくる熱にあっという間に飲み込まれてしまった。
...も、無理 ....出したぃ 、腰 ..きちゃう
ビクビクと身体を震わせてテヒョンは二、三度腰を突き上げると男の口内に強かに精を吐き出した。
続く
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!