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2021/08/10

第6話

໒꒱·̩͙⋆.*・゚
「ほら有紗、飴いるか?」


「ぅぅぅ......えっく、えっく、ひっく、いらなあい」


有紗の悲鳴で誰かが通報したのだろう。


俺はへそを曲げる有紗をなだめながら事情聴取されていた。


「君、年齢は?」


「はん!?あ、有紗、悪かった。いきなり大きな声出して悪かった。だから泣き止んで___え?年齢?18だけど?」


「職業は?___え?学生?どこの学校?というかこの子は?もしかしてゆうか___」


「えっく、えっく、誘拐じゃないもん。えっく、五条さんはえっく、有紗のボディーガードだもん」


七海の言っていた「優しくて賢い」と言う部分は合っているらしい。現に、彼女は自分が五条悟とは何かを説明すれば容疑は晴れる。と演技を忘れずに話している。


「そ、そうなのか。それは失礼した。それで、どうしてこのようなことに?」


「かくかくしかじか」


俺はこうなった経緯を説明する。


「なるほど、確かに、60近くのオッサン____じゃなくて男性の股間を見れば、確かに泣くな。」


「うええん、えっく、えっく。オッサンの下半身なんて見たくなかったよお、えっく」


「うん、確かに私だってオッサンの下半身を見たくなかったし、オッサンだって、君みたいな可愛い子に下半身を見られたくなかったんだよ?」


「おじさんは銭湯とかでオッサン達の下半身見てるからいいじゃん!!」


有紗の言葉におじさんは笑顔のまま固まり、俺の肩をがっちりと掴んで話始めた。


「30代周辺てオッサンかなあ?そんな事ないよねえ?」


んな事知るか!!俺は心の中で突っ込む。


「ねえねえ、おじさん。なんでオッサンは半裸だったの?」


「そりゃあ、そのお、女の人とナニをナニしてナニしようとしていたんだろう」


「死因は?」「刺殺だ。」「死亡推定時刻は?」「3時半からの5分間だ。」「指紋は?」「残っていなかったよ。手袋をしていたんだろう。」「犯人は?」「数分前まで一緒に居た女の人だろう。」


有紗はチラチラと俺を見る。


なるほど、もう十分らしい


「有紗、家に帰ろうか」


「うん、またねおじさーん!!」