第8話

8
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2018/08/22 08:57
テヒョン
テヒョン
あなた…………あなた…………あなた…………
名前
名前
はっっっ
先生
おい、あなた。居眠りすんなよー
名前
名前
あ、はい



グクが来てから少しずつ皆と喋るようになった。
でも







ジョングク
ジョングク
あなた
名前
名前
……っ……



グクと喋りたいのに喋れない日が続く。





ジョングク
ジョングク
顔色悪いぞ?



そう言いながらグクが私の頬に触れた瞬間













バチッ













ジョングク
ジョングク
いっ
名前
名前
いっ





私の頬とグクの手に痛みが走った。








ジョングク
ジョングク
ごめん
名前
名前
……静電気……
ジョングク
ジョングク
あ、そうだな







冬だからだろうか、静電気が走ったのだろう……。














しかし、そんな甘いものではなかった。







先生
おい、あなた。目が
名前
名前
え?

クラスもザワザワする。

急いで鏡で目を見ると






名前
名前
なに……これ……



赤赤と光っている。

しかし、それは私だけではなかったみたい。








ジョングク
ジョングク
大丈夫か?
名前
名前
グク、あんた……目、目が……
ジョングク
ジョングク
…………ちょっと、鏡っ!





すると、グクの顔が真っ青になる。




そう、薄くグクの片目が光っていた。









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