第2話

本 ,
278
2022/01/02 10:23




あなたside






今日は仕事がお休みの日





美容学校を卒業して、
知り合いの美容院で見習いとして働いてもう2年。

これでもまだ未熟だ と夜遅くまで残って忙しすぎる日々





そんな疲労を癒すものは本、大好きな本に囲まれていると自然と疲れが取れる。


だから休日はいつも図書館に来て、
いつもの席に座って、顔なじみの司書さんと話す。








『 はぁ~、やっぱりこの匂いやら落ち着く~ 』





この前の続きの本を取って、


いつもの場所に、



あれ いつも人気のない席なのに


今日は誰かに座られてる




『 茶髪でイケメンだなぁ、なんか見たことある気もするけど 』





しょうがない、気を取り直していつもの席の2つ隣に座る











、、、








なんか





さっきから視線を感じる、、




茶髪のイケメンさんだ、




? 「 あ、あの、 」





『 うわっはい、なんですか 』





急に話しかけられて露骨に驚いてしまった




? 「 えっと急にすみません、あの、いつもここにいますよね 」




? 「 本 、 好きなんですか? 」






『 はい、本大好きです 』







この人、そうだ




いつも私の席の斜め前にいる人







私が答えると、その人は耳を赤くして黙りこくってしまった







『 えっと、、 あなたもよく来てますよね 』





? 「 え、知ってくれてますか? 」







『 すごく顔がキレイな方だn、あっすみません!きもくて!! 』




? 「 いやっ全然きもくないです!!! 」





『 あっ声が 』




? 「 はっ すみません、、 」




『 ふふっ面白い方ですね笑 』





? 「 あの、よければっ 」プルルル



? 「 すみません、また、またお話してください!! 」




『 え、あ、はい 』








すごい、イケメンさんに話しかけられたぁ、、












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