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第18話

🍓No.18🍓
私は制服を着て、家を出た
家の前には前と変わらずヤンキーっぽい服を着ている山田涼介がいた
昨日の放課後、また一緒に行くと約束をした
だから今日は山田涼介がいる
あなた

お待たせしました

山田涼介
おぅ、行くか!
山田涼介は私の隣に並んで歩き出した
話をしていて、私が車道側を歩いているとさり気なく私を車道の反対側にしてくれた
このくらいの優しさがいい
微かに、私の胸がトクンとなったのを感じた
私はその胸の鼓動を考えないようにして山田涼介と歩き出した
考えたくなかったのではない
気付きたくなかった
あなた

愛せなかったら〝退学〟か…

私はポツリと独り言を発した
しかし、山田涼介にはその声が聞こえていたよう
山田涼介
別に…無理に愛そうとしなくでいい
俺が、お前をおとすから安心しろ…な?
山田涼介は私の頭に手を置いた
しかし山田涼介の笑みはなぜだか黒い悪魔のように口角が上がっていた
あなた

あ、はい

なぜだか一瞬山田涼介が怖かったが、見間違いだろうとそのまま駅に向かった
あなた

あの、車とかって運転出来るんですか?

この前、オムライスを作ってくれた日に私の家の前に車が止まっていた
山田涼介が運転してきたのかずっと謎だった
山田涼介
あぁ、免許も持ってるし普通に運転できるよ
私は小さい頃から自分の車でドライブしたいと夢見てた
山田涼介
今度、ドライブにでも出掛けるか?
あなた

…はい!

私はウキウキした気分で山田涼介と学校まで向かった
学校に着くと…教室ではザワザワと何か盛り上がっていた
あなた

夏帆!何かあったの?

長岡 夏帆
あ、あなた!
あのね、今日は転校生がくるみたい!
あなた

…え、テスト前なのに?

長岡 夏帆
そこ?笑
来週からテストだから本格的に勉強しなきゃな…
あなた

あ、で、転校生くるの?

長岡 夏帆
うん!それがさ~凄いイケメンの男の子だって!
夏帆は山田涼介といい、イケメンの部類に入って顔が物凄く整っている人が好きみたい
夏帆の口癖はこれ
長岡 夏帆
外見が良くなきゃ中身を知ろうと思わない
まぁ、この意見には少しだけど私も賛成
あなた

夏帆、良かったじゃん笑

長岡 夏帆
うん、ちょーーヤバい!!!
それから担任の先生が入ってきた
もう一度説明するが、担任の先生もイケメンの部類に入る
先『今日は転校生がこのクラスに仲間入りします』

先生の言葉を聞いて転校生の話で盛り上がっていた私達は静かになった
先『それでは、入ってきてください』
先生は廊下側に声をかけた
転校生が教室に入ってきた
うわぁぁぁぁぁ!すごい、イケメン!!
うちのクラスの女子達の目がハートになっている
多分、後ろの席の夏帆も目がハートになっているんだろう
喜田 聖馬
山形県から来ました。喜田 聖馬(きた せいま)です。よろしくお願いします!
彼の第一印象は…イケメン
整った顔立ちに茶色の柔らかそうな髪の毛
制服は見事に着こなしていて、凄い小顔
そこら辺のモデルよりも良いんじゃないかと思うスタイル
翔に劣らないぐらいの人気がこれから出そうだな
そんな事考えていると、ふと彼と目が合った
私はペコッとお辞儀をすると彼は爽やかな笑顔を向けてきた
…ぅ、イケメンだ!
先『じゃ、喜田くんの席は…』
先生がそう言った途端に女子全員の手が上がった
あ、いや、全員ではない
私以外の全員に訂正
先『お、喜田くんはもう既に人気だな…笑』
先生は女子達の小動物を狙う肉食動物のような目や勢いに一瞬引いたものの、直ぐに考える姿勢をとった
しかし、予想外な行動を喜田くんはとった
彼はスッと机と机の間を歩いてきている
そう、私の方に
いや、これでは自意識過剰だと私は下を向いていた
彼の足音は…私の席の隣で止まった
え?と顔を上げるとすぐに喜田くんのドアップ
あなた

えっ!?

イケメンの顔をドアップで見るほどの気持ちの強さは残念ながら私は持ち合わせていない
周りの子達も私達の方をじーっと見ている
山田涼介が校門にいた時と同じぐらいの視線の痛さ
あなた

あの…なんでしょうか?

やっと出た言葉がそれ
しかし喜田くんは私の質問に答えず、私から顔を話すと先生にこう言った
喜田 聖馬
俺…あなたの隣の席がいいです

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coolstrawberry
coolstrawberry
*山田涼介 ヨロシク(゚0゚)(。_。)ペコッ たとえ別々の道を歩んでたとしても僕らは繋がっていて 同時投稿のため投稿が遅くなりますが、ご了承ください
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