第20話

# 20
832
2018/10/22 13:42
文化祭_2日目。
今日の先輩のLIVEは10時から。

昼から回れるチャンスあり。


最初は教室で暇つぶし。

黒板の落書きに壁の飾り。

インスタ映え間違いなしのこの教室に私と、数名の男子。ぁ、後、他クラスの女子も。

女子 「すみませ〜ん、写真撮ってもらえませんか?」
月雲 心穏 (つくも しおん)
月雲 心穏 (つくも しおん)
いいですよ、
可愛らしい女子から携帯を受け取り、

数歩後ろにさがる。

後ろの風船も写るように……と、
月雲 心穏 (つくも しおん)
月雲 心穏 (つくも しおん)
いきま〜す、はい、ちーず!

カシャと音が聞こえ、撮れたか確認してもらう。
女子 「ばっちしです、ありがとうございます!」
月雲 心穏 (つくも しおん)
月雲 心穏 (つくも しおん)
はい(ニコッ)
男子A 「店番とかだりぃ…。
な、ジュース買ってきてくんね?」

男子B 「なんで俺、じゃん負けで行こ〜。」
そんな会話が聞こえる。

そうだ、私も飲み物を買いに行こう。


ー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ー
PTAさんの出してるお店に着く。

カルピスウォーター…ぁ、
月雲 心穏 (つくも しおん)
月雲 心穏 (つくも しおん)
綾鷹、お願いします。
PTAの人 「は〜い、100円ね、」
首からさげてた、財布から、

100円を渡し、綾鷹を受け取る。

ふふ、先輩と一緒、♪
時計を見ると、9時45分過ぎ。

そろそろ行かなきゃ、

と、視聴覚室に向かう。
ー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ー
昨日と同じ、一番前の席。

私の身長じゃ、後ろにいたら先輩が見えない。

維持でも取りたい席は早めに取っておく。
数分してから、視聴覚室が人で溢れた。

昨日は金曜日、今日は土曜日。

祝日だからかな、人が多い。
ガチャと、奥のドアからsoundが準備のため出てきた

黄色い声援。昨日も聞いたから慣れて…はいるはず。
先輩がマイクを持って話す。
日神 亜煌(ひがみ あきら)
日神 亜煌(ひがみ あきら)
おはようございます、
日神 亜煌(ひがみ あきら)
日神 亜煌(ひがみ あきら)
sound、ボーカル日神亜煌です
日神 亜煌(ひがみ あきら)
日神 亜煌(ひがみ あきら)
朝で声がでにくいかも知れないんすけど、頑張ります。ふふっ(ニコッ)
緊張、してない。

先輩のふにゃっとした笑顔がそう伝えてる。

後ろを向き、準備できたのを確認すると、
日神 亜煌(ひがみ あきら)
日神 亜煌(ひがみ あきら)
では、文化祭2日目、盛り上がっていきましょう!
と、soundのLIVEが始まった。
ー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ーー♡ー
日神 亜煌(ひがみ あきら)
日神 亜煌(ひがみ あきら)
〜、♪

落ち着く、素敵な声。

でも、バンドだから皆は盛り上がる。
ドンッと、後ろでジャンプして楽しんでる人の鞄に押され、前に転けそうになる。
日神 亜煌(ひがみ あきら)
日神 亜煌(ひがみ あきら)
ッ…、〜♪ (ニコッ)
と、先輩が私に気づいたのか、

私の目の前に来て、ポンポンと頭を撫でて行った。
月雲 心穏 (つくも しおん)
月雲 心穏 (つくも しおん)
ッ…、、!?/////
私は先輩に撫でられた所を手で覆い、

顔を赤色に染めた。
ありがとうございます。後ろの人、!!!

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