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第4話

申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


だけど、光希くんにちゃんと正直な気持ちを伝えたいと思った。
光希
光希
そっか…そうだよな…
少しの間の沈黙の後で、再び光希くんが口を開いた。
光希
光希
本当の気持ち、教えてくれてありがとう。
光希くんは、どこまで優しいのだろう…。
実恋
実恋
光希くんの気持ち…嬉しかった。
実恋
実恋
こんな私を好きになってくれてありがとう…。
光希
光希
行くんだろ?優希のところ。
私は、頷いた。
やっぱり、光希くんにはお見通しだったみたい。
私は駆け出して行った。

光希
光希
頑張れ。
光希くん…ありがとう。


光希くんの気持ち…本当に嬉しかったよ。


今度は私が、思いを伝える番だね。
実恋
実恋
…ありがとう…っ!
私は向かったーーー優希の元へと。
実恋
実恋
ここ…だよね…?
B高校の校門前に、到着した私。今日優希が受験する高校だ。


B高校はバスケの強豪校として、うちの県で有名だ。


小学校からずっとバスケが大好きな優希が選んだ高校。


どうか、優希の試験が無事に終わりますように、と私は祈った。



ちょうど試験が終わったのか、ぞろぞろと、受験生達が学校の外へ出てきた。


試験が終わりほっとした様子で友達と談笑している子もいれば、疲れきった様子の子もいる。


優希は、試験どうだったかな…。


心配になった。
実恋
実恋
優希…っ!
優希
優希
…っ!?
校門から1人で出てきた優希の名前を呼んだ。


優希が私に気づいたようだった。
優希
優希
……
しかし、私を無視して優希はスタスタと歩き始めた。
実恋
実恋
ちょっ…待って…っ!
その時、校門から団体で出てくる受験生。飲み込まれる身体。


こんなことで、諦めたくない…!
実恋
実恋
待ちなさいよ…っ!
優希
優希
…!
私は優希に、ピンク色のラッピング袋を投げつけた。
優希
優希
痛ってーよ!何すんだよ
実恋
実恋
これ、受け取って。今までで一番美味しく出来たの。
実恋
実恋
私、優希のことが好き。
優希
優希
え…兄貴じゃなく…俺!?
優希は驚いて、ぽかんとしていた。
実恋
実恋
光希くんに対する気持ちは憧れだって気づいたの。
実恋
実恋
私が好きなのは優希だよ。
優希
優希
俺も、実恋が好きです。
そして、何だか照れくさいねと2人で笑い合った。


今年のバレンタインデーの日、優希は私の初彼になった。


これからずっとずっと一緒にいようね♡



end