第40話

缘分
2,473
2021/10/16 14:33





あなたの父親から全てを聞き、俺は焦った。



🦍
🦍
おい、お前それでも父親か!!
🦍
🦍
今すぐあなたを返せ!!
👨🏻
はぁ、誰にも見られてないと思ったのに...
👨🏻
そんなに、あなたのことが好きなら、
👨🏻
連れて行ってあげるよ。





俺は後悔した。



1人で来るんじゃなかった。大人を呼ぶべきだったと。



いきなりスタンガンを当てられ、俺は意識を失った。


















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🦍
🦍
....ここ...は?
👨🏻
あ、気づいたか。ここはお前が好きなあなたの部屋だ。






何もないただ白い部屋。



鎖で繋がれていた。



そこには、ただ参考書の山と、学校の制服が置かれていた。



でも、何よりも異質なのは、血の跡がはっきりのこっていること。



🦍
🦍
虐待したのか...?あいつに...!
👨🏻
教育だ。いい商品となるためのな。
👨🏻
お前も今から、教育してやる。





そっからは地獄だった。



蹴る、殴る、蹴る、殴るの繰り返し。



途中で家族が探してたが、



完全防音室だから何も聞こえなかった。














あなた、大丈夫か?




ご飯は満足して食べてるか?




痛い目に遭ってないか?






そんなこと思いながら、わからない時間が過ぎて行ったよ




_


👨🏻
3時間後ですか?分かりました。





どうやら、俺は売り飛ばされるらしい。



あなたに会えて、一緒に逃げ出そう。



そして、この父親を捕まえる。











気づいた時には、眠らされていて、暗い袋に入れられていた。




トラックのモーター音を聞きながら、再び眠った。




おい、気が付いたか。
お前は今日から、実験体となる。
🦍
🦍
...実験体??
どうやら、彼女を追いかけてきたらしいから、お望み通り一緒にしてやるよ。
🦍
🦍
...!あなた!!あなたはどこだ!!
入れ。




そこには、痩せ細ったあなたと、同い年ぐらいの男の子。




👼
👼
...ゆん じょんはんです。医者の代わり。
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🦍
よろしく...!
🕊
🕊
初めまして...あなたです。よろしく。




久しぶりに会ったあなたは俺のことを忘れていた。









俺は意外と体力がなく、実験は保護観察となった。



でも、あなたはずっとやっていて、



日に日におかしくなっていた。










保護観察だから、じょんはにと話すことが多く、



話していたら、



俺は耳を疑うような話を聞いた。







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