ルカside
師範が亡くなってから1日がたった
僕は師範の屋敷にずっとこもっていた
御館様は僕を気遣ってくださり今日は非番だった
他の人は…自分なりに前に進んでいる…
僕は…ダメだな…
両親が亡くなった時は…師範が居てくれた…
だから、悲しくなかった…
だけど、その師範もいない
〈コンコン〉
戸をたたく音
さすがに無視をしてはいけない
そう言って渡されたのは封筒
師範から…
僕が受け取ると炭治郎さんは任務に行った
部屋に戻って封筒を開く
開けると1枚の手紙が入っていた
『 ルカへ
元気?
私の予想だとルカは元気ないと思う
でも、大丈夫
ルカには仲間がいる
支えてくれる仲間が
それに私はルカに感謝したい
私の継子になってくれてありがとう
私を信じてくれてありがとう
助けてくれてありがとう
ルカ
君は雨柱の位について人を助けて
鬼を滅ぼして
それと…死なないで
命を大切にして
これが私の願い
継子として叶えてね?
これからも体調に気をつけて
さよなら
雨宮 あなた』
僕の目を綺麗と言ってくれて
継子にしてくれて
僕は雨宮あなたの継子
しっかりしなくては
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鬼殺隊の1つの墓の前に少年がたっていた
そういう少年の左腕はなかった
この少年
名を 雨宮 ルカという
師範の姓と呼吸を受け継ぎ、亡き師範の願いを叶えた
これは日本一、悲しい鬼狩りの物語
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今回の作品、ここで終了です!
ありがとうございました!
次は…裏切り系を書こうか…今書いてる作品に集中するか…迷ってますね
それでは・△・)ノ バイバイ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!