義勇side
あなたは…口下手な俺の通訳をしてくれていた…
例えば合同任務で
胡蝶だったら、
「何を言っているのかサッパリですね」
「そんなんだから嫌われるんですよ」
とでも言っただろう
何故か、伝わった
柱合会議でも、後輩の隊士と話をしていた時も
どんな時も助けてもらっていた
何度も助けられた
俺は知っていた
人から嫌われる辛さ
…いや、俺は嫌われていない
すまなかった
少し考えれば辛いことなんて分かる
天国で…
待っててくれ…
謝りたいから
鬼を滅ぼしたと報告するから
待っててくれ…
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今回はここまでです!
それでは・△・)ノ バイバイ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。