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2020/02/16

第11話




スマホのアラームの音で目を覚ましてLINEとTwitterをチェックしてからゆっくりと体を起こす。

ひと通りのやることが終わって自室に戻り、いつもの制服に腕を通し、カバンを持って家を出た。






「まだかな、」


いつもの公園の前でじんちゃんと待ち合わせしてそこからテオくんと合流して3人で電車に乗って学校へ向かうはずが今日はじんちゃんが遅すぎる。

俺の目の前を通ったのはランニングしてるおじちゃんと猫のみ。

LINEも既読がつかず、しょうがなくテオくんとの集合場所へ1人で向かうことにした。




いつもの道がとても広く感じる。




「……?」


テオくんが首を少しだけ傾げた。


「じんたんは今日休み?」


いつものトーンでそう話すものだからじんちゃんに対してテオくんは友達だと思っていることがよく分かってしまう。

自分の嫌なところ。


「んー……なんか分かんないんだよね
LINEも既読つかなくて、」


そっかぁと軽く返事をしたテオくんが歩き出した。


「なんだよ今日元気無いじゃん?w」


そう聞かれてそんなことないよと答えてみたけどテオくんはあからさまにニヤニヤしていてちょっとうざい。


「じんちゃんが気になってて」


正直に言うと彼のニヤニヤは途端に収まってあー……なんて言ってきた。

まともに考えてるわけないくせに。

じんちゃんのことは俺の方が考えてるのに。


思えば昨日から自分の嫌なところが急に見えてきた。

真面目な話してる時に上手く返せないところ、

相手と比べるところ、

嫉妬深すぎるところ。


そんな自分が嫌になってきた。


「テオくん今日の放課後カラオケ行こ
全部ストレス発散しよ」


「えw
了解。www」


他人にこれ以上迷惑かけないためだから!









「はぁ……」


今日はいつもより身体が重い。

……仮病しよ。




お母さんに頭が痛いと伝えると驚いた様子で薬を渡された。

うちのお母さんは優しすぎるから少しだけ胸が痛む。


自室に戻るとすぐにベッドに飛び込んだ。






こんなことで休んでいいんだろうか。






何回も諦めると決めたはずなのに。






今日の分の勉強は?
テオくんとみやが心配してるかもよ?






「らいん……、」
大聖
大丈夫ー?
大聖
時間過ぎちゃったけど
大聖
今日は休む?

みやは優しいなぁ……
じん
ごめん今日は休むね
じん
ありがと

今はもう授業が始まっている時間だからLINE見れないか、と思いつつ送っておいた。






明日は学校いこ。