翌日(中間テストまであと6日)
放課後
南 心
じゃあね👋
これから翔くんと勉強でしょ頑張ってね✨
佐倉 愛実
うん
佐倉 愛実
バイバーイ👋
自分の席に着く
スッ
斎藤 翔
さぁやるか…
佐倉 愛実
うわぁ!!(ビックリ)
佐倉 愛実
ビックリした‼️
行きなり来ないでよ
斎藤 翔
ごめん
斎藤 翔
じゃあやるか
何から始める?
佐倉 愛実
うーんじゃ
古文からお願いしていいかな?
斎藤 翔
おっ
いいよ👌
斎藤 翔
じゃ始めるっか
数分後
佐倉 愛実
斎藤くんここ(教科書に指を指す)分からないんだけど教えてくれるかな?
斎藤 翔
え~とここは……
ってこと
佐倉 愛実
なるほど!
佐倉 愛実
わかった
斎藤 翔
っていうか
なんで「斎藤くん」なの?
「翔」って呼べばいいじゃん
佐倉 愛実
えっ無理。
斎藤 翔
即答w
斎藤 翔
なんで?
佐倉 愛実
呼べる気がしないから?
斎藤 翔
あっそう
佐倉 愛実
そんなこと言ったら
斎藤くんだって
斎藤 翔
俺?
たまに呼んでんじゃん
「愛実」って
さっきも呼んだし「愛実」って
佐倉 愛実
不意打ちに言わないでよテレる
斎藤 翔
まーいいじゃん
自分が好きなように呼べばいいし
佐倉 愛実
そうだけど…
斎藤 翔
さっ勉強の続きしよっか
佐倉 愛実
うん
数時間後
午後6時
時計を見て
佐倉 愛実
あっもうこんな時間だ
勉強してるとあっという間だな
斎藤 翔
ホントだ
斎藤 翔
じゃこの辺で今日の分はおしまいにしようか
佐倉 愛実
うん
そうだね
斎藤 翔
俺のせいで遅くなったから送って行くよ
佐倉 愛実
えっいいのに
斎藤 翔
ダメ
女の子は夜何あるか分からないからね?
佐倉 愛実
うっうん
じゃお願いします。
斎藤 翔
じゃ準備しようか
佐倉 愛実
うん!
佐倉 愛実
でもちょっと待ってね
お手洗い行ってくる
斎藤 翔
おっいってらっしゃい
佐倉 愛実
じゃ
女子トイレにて
佐倉 愛実
よし
戻ろう‼️
女子生徒
ねぇ佐倉さん?
佐倉 愛実
はい?
女子生徒
あなた最近翔くんと近くない?
佐倉 愛実
えっ
佐倉 愛実
いやそんなつもりはないんですけど、、、
女子生徒
そう
女子生徒
でも私あなたと翔くんが一緒にいるところ
よく目にするんだけど?
どう?
佐倉 愛実
うっ
佐倉 愛実
実際そうです、、、
女子生徒
そうよね
女子生徒
今は勉強教えてもらってるからいいけど
もう翔くんに近付かないで
佐倉 愛実
えっ
佐倉 愛実
無理です
女子生徒
はぁ!?
なんでよ!?
佐倉 愛実
私も斎藤くんと話していると楽しいので
女子生徒
嫌だね
絶対に許さないから
女子生徒
覚えときな
バタン
おもいっきりトイレのドアを閉めた
ビクッ
佐倉 愛実
怖い、、、
教室にて
斎藤 翔
遅いな
タッタッタッ
佐倉 愛実
ごめんね
待った?
斎藤 翔
おぅ…
でもちょっとな
佐倉 愛実
そっかごめんね
斎藤 翔
じゃあ行くぞ
佐倉 愛実
はい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帰り道
佐倉 愛実
ねぇ斎藤くん
斎藤 翔
ん?
佐倉 愛実
なんでもない…
斎藤 翔
なんだそれ(笑)
数分後
佐倉 愛実
(家を指差して)ここ私の家だから
斎藤 翔
ここか
じゃまた明日
じゃあな
佐倉 愛実
あっ斎藤くん
送ってくれてありがとうね
明日も放課後よろしくね
今日の続き
斎藤 翔
おう
わかった👍️
じゃあな
早く寝ろよ
佐倉 愛実
う、うん
わかったw
心配してくれてありがう!w
じゃまた明日ね
バイバ~イ👋
斎藤 翔
何笑ってんだよw
じゃあな
佐倉 愛実
はーい
ガチャ
佐倉 愛実
ただいま~
母
お帰り~
母
今日遅かったわね
ご飯できてるから食べてね
母
お母さんはお風呂入ってくるから
佐倉 愛実
はーい
佐倉 愛実
私も着替えてからご飯食べようっと
ガチャ
佐倉 愛実
はぁ
変なこと言っちゃった
起こられないかな?
怖いな
佐倉 愛実
でも今は勉強に集中しよう‼️
いいねして作者を応援しましょう!
第5話 第5話 テストの勉強3
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ファンタジー
名誉も名声も称賛も要らないから。
世にも珍しい白髪の少女は人見知りな臆病者だ。だがこの世界でただ一人、全属性を扱える魔女でもある。しかし、彼女はそれを隠して生きてきた。人に見せたって彼女にとって興味のないものしか手に入らないから。 少女は躓きながらも生きる。 その身にある過去を抱きながら、運命に反撃すべく。 表紙:自作
- ホラー
カザミドリ
「あはは。面白い」 「すごいね!尊敬しちゃう!」 この教室は、抗えない 風に従う風見鶏のように
- ファンタジー
この世界を君が紡ぐ
ある日。一つのことを除き、記憶を無くした主人公が目を覚ました。 その主人公は、自分には「ハイジャ」という名の姉がいた。それだけは覚えていた。 主人公は、無くした記憶を取り戻しながら、様々な種族と交流し、姉を探す旅に出る。 ────────────────────────── 【プロローグ】 第1話〜第8.5話 第1章【アウィス】第9話〜 ────────────────────────── 表紙とアイコンのイラストは自作です 4/2 チャレンジ称号獲得!ありがとうございます!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!