あなたside
『…っ、、、、、』
誰かにつけられてる気がする
…これは、お母さんじゃない
大丈夫、もうちょっとで事務所に着く
それまでの我慢
西畑「おっはよーごさいまーs」
『…(震えてる)』
西畑「え、ちょ、あなた?」
『…てた』
西畑「ん???」
『つけられてた』
西畑「…それ、ストーカーってこと?」
『多分…家出た時からずっと』
藤原「はよー…って、ん?どした?」
西畑「じょーくん、実は…」
『…ってことでした』
なにわ全員と崎宮来てから
今日のことを話したけど…
高橋「まじそいつぶっ殺す」
『まだ決まったわけじゃ…』
大西「決まってなくても怖い思いしたんでしょ!?」
『や、そりゃしたけど…』
道枝「俺のあなたにこんな思いさせて…」
『決して道枝のでは無い』
長尾「行き帰り俺着いていこうか?」
『本当の目的丸見えだからやめとく』
…なんかさ、なんか違くない!?
崎宮「とりあえず、これから1週間位は送り迎えに俺がつくから、この後まいジャニだろ?早く着替えて行ってこい」
なにわ「「はーい」」
大橋「ほんま許さへん…」
『まだ決まってないってば…』
『ジャーニィー!』
いつも通り撮影終わらせて
いつも通り帰る…ってことは出来なくて
崎宮「ほれ、車乗れ」
『はぁーい』
大橋「あなたに手は出さんといてくださいね!?」
崎宮「誰が出すか」
『それもそれでなんだ』
崎宮「まぁ、安全運転崎宮タクシー出発致します!」
『なすのぬか漬けー!』
崎宮「おま、それはアウトだよ…」
次の日の朝、
崎宮の車を待ってたら
やっぱずっと誰か後ろにいて
さすがに後ろを向く勇気は
私にない
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。