あなたside
司「最終対決は紅白対抗リレー!!!!」
『えぇ、また出なあかんの?』
西畑「若い子は元気やんな~…」
『そんなに歳変わらんやろが!笑』
道枝「あれ、あなたも走るん?」
『走るで~…ってことはみっちーも??』
道枝「おん!」
『走るのって4人やんな?』
道枝「らしいなぁ」
?「おーーい!!!」
『…うちじゃないやんな?』
道枝「そう、きっとそうやで」
?「おい!聞こえてるでしょ!?」
『はぁ…
菊池かぁ…』
道枝「足速いんでしたっけ?」
菊池「…あなたはなぜため息、そして道枝そこは突っ込むな」
『えぇ、遅いの…』
道枝「50m最速タイムなんですか?」
菊池「…最近測ってねーよ!」
『あ、じゃあ、あれ!セクチャンのタイム!』
菊池「6.69だけど」
『まぁ、早いほーか』
道枝「俺よりは確実に速い…」
『うん、年の差な?』
菊池「お前の方が年下だけどな?」
道枝「確かに」
菊池「今高1だろ?」
『あ、今年高1です』
菊池「まじ?あ、背的にそうか」
『おい』
道枝「俺高1の時何cm合ったかな…」
『聞きたくない』
?「うぉーーーーーーーい!!!!!」
『ふぇ?』
菊池「あー、、、」
道枝「誰ですか?」
櫻井「あ、僕です笑」
『うぇ!?声!声違いましたよ!?』
櫻井「あ、今のは裏返っちゃって笑」
菊池「………………」
『おい?菊池?』
菊池「俺、無理」
道枝「なんでやねん!?」
『みっちー驚きすぎてタメ口になってる笑てか、知らないの?菊池、強化櫻井担だよ笑』
櫻井「…なんだよね笑」
道枝「まじかぁ…」
櫻井「ていうか、道枝くん?スタイルめっちゃいいね笑」
道枝「いや、櫻井くんには負けます笑」
櫻井「俺バカにされてる!?」
なんてこともありながらやっとの事でリレーのスタート位置に菊池が着いて…
司「位置について!よーい!」
パンッ!
『菊池ファイトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
櫻井「風磨!もっと離せ!」
『あ、めっちゃ速くなった笑』
道枝「単純やなぁ…笑」
『菊池に言っとこか?』
道枝「ごめんなさい笑」
櫻井「待って、俺無理!あんな速いのから受け取ったら手がもげる!」
『もげるって…大丈夫ですよ!あ、来ました来ました!』
道枝「ちょっとずつリードしてリードして…あ!そうです!」
櫻井「抜かされたらごめんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!」
菊池「いや、ぬ、抜かされないで、くださ、い」
『疲れすぎだよ笑』
菊池「まじ、あれ、つかれ、るから」
…ちょっと待ってよ
次上田くんじゃん
『みっちー、負けるね』
道枝「負けへんわ!」
『いや、まけr』
道枝「どーせ、上田くんやから負けると思ってるやろ」
『…。』
道枝「俺、絶対負けないから」
『…え、何今のキュンってしたんやけど笑』
道枝「させてみた笑」
菊池「お前ら…付き合ってんの?」
『へ?』
道枝「ん?」
みちたか「あ、ないです」
菊池「あ、はい」
櫻井「みっちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
道枝「あ、忘れてた笑」
『じゃないやん!急いでや!』
道枝「はい!はい!みっちーです!」
櫻井「はい!はい!パス!」
道枝「はい!はい!行ってきます~!!」
『本気出せやぁ!』
菊池「あ、速くなった」
櫻井「はぁ、たんじゅ、ん笑」
『ははっ、すっごいデジャブ』
菊池「なんのこと?」
『いや?』
菊池「あ、帰ってきたぞ」
『ほんじゃ、アンカー行って来るで~!』
櫻井「ふぅ、ファイト…って道枝くんと走ってんの上田くんじゃん…」
『うわ、もうほぼ追いつかれてるし…』
道枝「はい…!」
『上田に勝ったのはすごい、あとは任せて』
道枝「…頼もしいなぁ笑」
もう、私ジャニーズ兼陸上選手ですって言われるくらい全速力で走ったんだけどね?
…相手がやばかったのよ
菅田琳寧
あいつくそ足速いやん
だから、ビジュとか
ファンの皆様には申し訳ないけど
気にしてへんです笑
まじで、びびったもん
隣にいて、スピード上げたのに隣に居るし
ほぼ同時にゴールしたねん
道枝「え、どっち?」
菊池「…え、てかあなた大丈夫か?」
そうです、私足つりました
まじ、久し振りにこんな何本も走ったからふくらはぎが悲鳴上げてるわ♡
櫻井「あなた!!大丈夫?笑」
『なんで笑うんですかぁ笑』
櫻井「顔がマジすぎて笑」
『だって琳寧速すぎです』
菅田「あなたちゃん…速い…やばい、」
『な、追いついてたやんか!』
司「それでは、タイムを発表します!」
司「紅組のタイム!
30.6!」
まぁじ?
速いやんか
司「白組のタイムは!
30.2!」
菊池「ふぇ?」
櫻井「まじ?」
道枝「あなた!!!!!!!」
『きゃー!!!!!!!
やったぁ!!』
えぇ、待ってやばい!!
二宮「あなた!相変わらず速いなぁ!」
『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!待って待って待って、二宮くん!ありがとうございますぅ!二宮くんもいつも以上にかっこよすぎて死にそうでしたよ!』
二宮「あ、ありがと笑」
松本「相変わらず愛されてんな笑」
上田「あいつ、さっき走ってんのにスピードなんで落ちねぇんだよ笑」
菅田「陸上部だからね笑」
『待って嬉しすぎて死ぬ』
はぁ、この、この!皆でやったー!とか、こ!の!時間が好きなんだよねぇ
司「結果発表!!!」
やばい、めっちゃ心臓飛び出た←
司「紅組の得点、326点!
そして、白組の得点は…………………………432点!」
…え?
司「平成最後のジャニーズ大運動会は、白組の勝利で終わりました!!」
『ウゥ、ヒック、ウェェェヒック』
高橋「泣きすぎやって笑」
『らってぇぇぇぇぇぇぇゲホッ、ウェェ、ヒック』
二宮「落ち着けよ笑」
『無理でずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ』
二宮「落ち着いたら買い物行ってあげる」
『…それにじばだにもいっでだじゃないでずがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
西畑「俺の方が先に言われたから俺が先な笑」
二宮「うん、言った言った
…でも泣き止んでくれるんだね笑」
『だって、こんなチャンスないですやん』
二宮「そう?俺誘ってくれたら割と出るほうだと思うけど」
嵐「嘘つけ!」
二宮「えぇぇぇぇぇぇぇ??」
玉森「あなた!お疲れ様!」
『うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん』
玉森「えっ!?なっ、は?」
西畑「玉森くんが泣かせた~!」
二宮「玉森、それはねーよ笑」
玉森「なっ!?俺じゃないですよ!?」
フ「あなたちゃん泣かないでぇ」
フ「もらい泣きしちゃうよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
フ「あなたちゃん!おめでとう!よく頑張ったね!!」
…
『余計泣くよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』
Johnnys"sportsdays end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!