第62話

高校
6,263
2019/04/27 09:45
あなたside
『ふぁ〜っ…』


ねんむい


ただいま5時35分


『…もっかい寝y』


(どんどんどんどんどんどんどんどん)


…誰だ誰だこんな時間によぉ


『…必殺、無視』



































(どんどんどんどんどんどんどんどん)


…なんで止まらないの?


『もぉ…寝たいのに…』


仕方なく起きてあげようじゃないか


『はいよぉ?』


西村「あ、おった」


『…(ドア閉める)』


西村「え、や、なんでぇ?(ドア越し)」


…なんでいんの?


普通に怖いんですけど!?


西村「今何時だと思うん?」


『ふはぁ?…5時半だよ?』


西村「時計壊れてる」


『…なわけww』


西村「…いーからドアあけい!」


『…(ドア開ける)』


西村「はいどーぞ(時計見せる)」


(7時30分)

…ん?


『…時計壊れてるよ』


西村「この前の誕プレやわ!はよ着替えてこい!置いてくぞ!」


『えっ、ちょ、ま、え』


西村「き!が!え!て!こ!い!」


『は、いっ!』


え、なんでなんで?


なんで時計壊れてるん?←←←←


























































(ガダンッ!ドガドカドカ……ガシャンっ!)


『ったぁ!わ、ごめん!早く行こ!』


西村「お、おう、え、凄い落としてたけど大丈夫???」


『え?あ、大丈夫!大丈夫!』


西村「おぉ、じゃ走るで!」


『もう走ってるじゃん!』


西村「もっと早く!」


『…本気出したら置いてくけど大丈夫?』


西村「俺が待ってた意味考えろよ?」












































































『わっ、待って!電車きてる!』


西村「そんなん分かってるわ!」


『足もつれるぅ!!!』


西村「今だけ頑張っとけ!」


『スタバ奢ってくれるなら頑張る!』


西村「この際なんでもええから急げ、ばか!」


『やった!!』


西村「(うわ、ゆってもーた)」









































































『やばっ、朝からこれはキツいよ』


西村「まじ今度からは、遅れんなよ…」


『ほんとに今日はすんませんでした!』


西村「ほんっと、はぁ…」


『…でも、待っててくれるの優しいよね』


西村「ほんとにそれ!俺優しい!」


『ごめん、やっぱ何言ってるかわかんない』


西村「ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ」


『ドーナツ カステラ 柿の種…って違う!』


西村「あなたのええ所ノリがええのだけやよね」


『しばくよ?』

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