あなたside
『あ、でもここはこうした方が…』


大倉「あー…なるほどね」


向井「え、じゃあこっち右にずらす？」


『あ、ずらさなきゃいけなくなんねんか』


大倉「いや、でもそれはずらすだけやんか、だったらいけるんちゃう？」


西畑「無理な子がおるんやったらサポート回りますよ？」


『いや、サポートは私が回る』


室「まぁ、とりあえずやってみよか」


『ん』


この時の私は何も知らない











































































振「そこ！がまん！
で、このタイミング!!!!!!そう！」


『ワン、ツー、スリーでここで脚回す』


研「あ、ここか」


『あ、そう出来そう？』


研「ワン、ツー、スリー…あ、出来ます！」


『おけ！大倉くん！こっち出来そうです！』


大倉「ほんま!?すごいな、今の子は笑」


今、松竹座のクリスマスコンサート、大阪城ホールのに向けて練習してます！


大倉くんと横山くんもいて、結構頼もしいです


でも、なんか今年はるたこじがいつも以上に気合い入ってて…


私も負けてられへん！


『頑張らな…』


西畑「そうやな」


『うわっ！』


西畑「心の声か？聞こえてたで笑」


『まじか…』


道枝「一人で抱え込むのは良くないやん！」


長尾「頑張らないとって思ってるのは俺たちもやし」


高橋「なんか今回は康二くんと龍太くんも気合入ってるっぽいんで、俺達も頑張らなあかんし」


大橋「せやなぁ…なんかあんねんかなぁ」


大西「どっちにしろ頑張るやろ！」


藤原「練習再開するで！」


なにわ「はーい！」


ちょっと怖いなぁ…


るたこじ、頑張るのはええけど無理するのだけはやめて欲しい…


…悪い事にならなければいいな


伊藤(兄)「あれ…？いち、に、さん…ん？」


『あぁ、ここねぇ難しいよね…』


伊藤(兄)「わっ！あなたちゃん……なんで分かったん？」


『見てればわかるわ笑』


伊藤(兄)「やっぱりや…d」


『あ、でも勘違いはしちゃあかんよ？』


伊藤(兄)「え？」


『下手だから気づいたんじゃないで？だって昨日出来てたやん笑』


伊藤(兄)「…え!?見ててくれてたん!?」


『忘れ物取りに行ったらまだ練習してて笑めちゃめちゃ綺麗なぁとか思いながら見とったよ笑』


伊藤(兄)「コツが分かれば出来るって大倉くんに言われたけど、そのコツが分からん…」


『ターンしたあとやろ？あそこは、切り替えが早いから、足の動きを早くするって言うよりかはターンを早くした方が…上手な人…あ！正門！』


正門「なんやねん」


『あの、ターンしたあとの足の動かし方が翔真上手く出来ないんやって、1回見せてあげて！』


正門「俺よりあなたの方が上手いやんか笑」


『いや、まじ、恥ずいから！やって！』


正門「しゃーないなぁ…あの、ターンしたあと？えーっと、あ、あそこか、ワン、つー、スリー、フォー…これでええ？」


『やっぱ上手やんか！』


正門「あ、りがと？笑」


伊藤(兄)「足じゃなくて、ターンを、早く…ワン、ツー、スリー、フォー！おぉ！あなたちゃん！出来た！」


『見てた！見てた！めちゃめちゃ良かった！』


西畑「あのターン出来るようになったん？凄いやん！」


伊藤(兄)「へへっ！」


正門「あなたより上手かったで笑」


『そうそう…ってそれは！…それは…ある。』


西畑「あ、認めるんや」


伊藤(兄)「あなたちゃんの方が上手いで♡」


『ありがとう、天使♡』


西畑「翔真、逃げたほうがええよ」


正門「うん。」


『お前らホンットにいい加減にしてや!?』


ほんとに意味わからんわ…


ホンマに！


…この時はすっごい楽しかった














































































大倉「研修生、集合」


研「はい」


大倉「振り付けとか全部覚えてないやろ？」


研「……はい」


大倉「あと、1日しかないんやで？」


研「………」


大倉「ちょっときつい言葉になるかもしれへんけど、やる気がないなら帰ってええよ」


研「………」


大倉「やるん？やらないん？」


研「やります！！」


大倉「ほんまに？」


研「やります！！！！！！！！！」


大倉「その意気や、あと少しやから頑張れよ」


研「ありがとうございます！」


『分からへんとこあったら聞かな！遠慮なく言ってええんやで？』


研「ありがとうございます！」


『ん、ファイト！』


研「はい！」


横山「あなた！ちょっとええか？ここのお笑いのとこやねんけど」


『あ、はい！それじゃね！』


研「(ペコッ)」


横山「ここの並び方やねんけど、1列じゃおもろないから3列にして、全員がポーズ決めるって言うのは出来そう？」


『3列ですか…』


横山「昨日の後ろから見てる時に、ちょっと見えにくかったところがあったから」


『あぁ、そ、れは行けると思います！』


横山「おけ、ごめんな、急に変更して、他のメンバーにも伝えておいてもらえるか？」


『全然です！なにわだけですか？』


横山「もう一個の方にも！」


『おけです！ありがとうございます！』


こうやって決まってくの


結構面白いんよ笑


ついに明日から始まるんや…


何年経っても前日の夜は緊張して寝れへんの笑


あ、でも次の日の朝は眠くないから笑


コンサート中も大丈夫だし！


めっちゃ楽しみやけど、研修生がちょっと不安


西畑「大倉くんもさっき言ってたけど、もう時間ないから」


研「はい」


西畑「俺はこのメンバーでこのコンサートを成功させたいから、みんなも頑張ろうや！」


研「はい！」


西畑「頑張ってな！」


…なんだかんだ言って結局応援するやつね笑


でも、西畑が研修生に、あぁいう言葉をかけたのはこれが初めてか…


結構焦ってんな


大橋も歌がきつそうだし


私もソロのところあるんや…


最終チェック、最後まで気は抜かない


『よし！がんばろぉぉぉぉぉ！』


大倉「あなた、うるさい笑」


『すみません←←』






































































あ、一応言っとくと


作者がやってるSNSは

Instagram


これね、始めたばっかなんですよ


スマホに変えて笑


なんで、フォローもフォロワーものび太のテスト♡

これはミクチャっす！


これにはリア友いる笑


これは引き継いだからアカウントそのまんま！

これは前も言った通りです！


なんと！フォローしてくれた方と仲良くなれたんですよ笑


よろしくお願いします💓💓笑

これTikTok！


まじでSNS多い笑

















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