第192話

報道
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2019/12/27 11:43
あなたside














「...大丈夫??なわけないか 笑」




『ズズッ、はぁ、那須か、ズズッ』




那須「那須かって何?笑心配して見に来てあげたのに」




『...ありがと』




那須「ん、あ、第1スタジオで練習始まるからね?あと30分後にだよ?いい??」




『...それ伝えに来たの??』




那須「うん」




『...』




那須「...ぁ、うそうそ!心配して来た」




『...ほんとあっち行け』




那須「ごめんって!!!!笑」




『...絆ってなんだろうね』




那須「いきなり?笑」




『家族の絆、友達との絆、そんなもの全部あるなんて言いきれないのに、なんでみんな信じるんだろ』




那須「...絆って、信じるものじゃなくて、自然と出来てるものでさ。辛い時にそばにいてくれて、苦しい時に寄り添ってくれて、何気なくずっと一緒にいて、本当に大変な時に一番に駆けつけてくれるもんなんじゃないの?」




『...ズズッ、泣』




那須「...じゃ、先行ってるから」







































































那須と話して心が軽くなったかも




なんて思ったのも束の間で




いきなりスマホが震えだした




まぁ、こいつから来るのも当たり前か




"永瀬廉"




まぁ出るわけないよっと




そう思いながら電源を切る




これからどうしようか



































































『コーヒー苦すぎだろこれ』




田中「あなたには早かったか笑」




『ホントだよ!オレンジジュースだろ!なんでコーヒー押したんだよ!金返せ!!!』




田中「はいはい、で?」




『...で、とは?』




田中「なんでこっち来てんだよ」




『...私のためだよ』




田中「嘘つくなって」




『嘘なんかついてないし』




田中「康二も驚いてたよ」




『言ってないし』




田中「...本当は関西でしょ?」




『...関係ない。私のため』




田中「こっちに来てお前の得ないだろ?」




『っ、樹には関係ないでしょ』




田中「...確かにそうだね、はい、これ金」




『...』




田中「あ、お前隠れ場所探しといた方がいいよ」




『...隠れ場所??』




田中「お前が部屋出てったあとすぐに康二出てったし、廉と紫耀もこっち来るらしい」




『っはぁ、めんど』




田中「まぁ、頑張れよ」

































































なに応援されてんの私




...なんで樹が知ってんのかなぁ!!




つかこーちゃんは置いといて




廉と紫耀来るの??




もう今日帰ろうかな...




那須に第1スタジオって言われたけど




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