第45話

過去
7,606
2019/04/06 07:29
高橋side
あなたが昔、虐待を受けてたことも


大ちゃんと仲良くできていなかったことも


俺、シンメだしなんでも知ってるつもりだったけどなんも知らなかったんや


『はぁ…』


高嶺「何ため息ついてんの!幸せ減っちゃうよ?」


…もう、絶対辛い思いさせたくないなぁ


『あなた、ずっと一緒にいるのは大ちゃんだけやないで?』


高嶺「え?」


『俺だってずっと一緒にいるし、多分…てか絶対、なにわのみんなも一緒にいる』


高嶺「…」


『時分では気づいてないだろうから言ってあげるけど、めちゃめちゃ好かれてるから。』


高嶺「…は?」


『関ジュのみんなにも、それこそ、スノストとか、トラジャとかHiHi Jetsとか美 少年にも。』


高嶺「そうなの?w」


『そうだよ!デビュー組の人にも!嵐さんとかHey! Say! JUMPさんとかsexyzoneさんとかキンプリさんも、V6さんも、関ジャニさんにもほんとに色んな人から好かれてる』


高嶺「ありがと、笑」


『すっごい羨ましいねん、シンメになれた時はほんまに嬉しかった。』


高嶺「そういうふうには見えなかったけど?」


『…シンメになってからちょっとたった時、俺、こいつに勝てるのなんもないと思った』


高嶺「なんじゃそりゃ」


『勉強も運動もトーク力もダンスも歌もファン数も周りから好かれる力だってあなたの方が明らかに上だった』


高嶺「……」


『いつの間にか、どーせ育ちもええんやろなとか勝手に決めつけて、多分これが道枝とか長尾だったらちょっと嫌いになってたかもしれへん』


高嶺「ええ、なんで!?」


『さっき言ったやろ?あなたは好かれる存在やって、もちろん俺もあなたの事嫌いとか恨むとか思ったことないねん、何故か憎めへんから』


高嶺「…」


『でも、今あなたの話聞いて、育ちがいいとか思えないし、余計憎めなくなった』


高嶺「……」
























































































『と、同じくらいこいつとデビューしたいって思った』


高嶺「何それ」


『もうこれからはなにきんのことなんて忘れるくらい楽しませて、ずっとなにわ男子でいたい、ずっと俺とシンメでいたいって思わせるから』


高嶺「…決心ついたところで申し訳ありませんが、多分なにきんの事は忘れない…忘れられないと思う」


やっぱそうやんな


あなたの中でなにきんが1番大きい存在だと思う


高嶺「でも、なにわ男子はめちゃめちゃ楽しいし、ずっとなにわ男子でいたいと思ってるし、ずっとずっと何があっても恭平とシンメでいたいって思ってるから、そこら辺は大丈夫ですよ?」


『…なんやねんそれw』


高嶺「あのね、恭平よく私に無理しないでって言うでしょ?」


『だってあなたが1番無理するやん』


高嶺「それ、特大ブーメランだから」


『…は?』


高嶺「抱え込んで、表に出さないのは恭平だってそうじゃん!それに、誰よりも負けず嫌いで、テレビでは出さないけど人思いで、」


…すみません、急に褒められてるんすけど


高嶺「だからこそ心配なの!」


『…?』


高嶺「ナルシストで、バカでアホで、どことなく永瀬に似てるけど、」


『最後のいらなk』


高嶺「うるさい!」


『はい』


高嶺「…けど、恭平の良いところ数え切れないくらいあるから!」


『…ん?』


高嶺「憎めないのもブーメラン!ナルシストだけど、こんなに許せる人初めて見たもん!」


『…ほぉ』


高嶺「だから、お互い様!どっちも何か悩みとか、辛い事とか、嫌な事があったらすぐ新芽に話す!」


『ん!』


高嶺「へへっ、ん!」


『…??、あ、あぁ!』


高嶺「ゆーびきーりげーんまん、うーそつーいたーらはーりせーんぼーんのーます!」


たかきょへ「ゆーびきった!!!!!」


『…これからもよろしく』


高嶺「へへっ、よろしく!」























































No side
西畑「なんか、凄いの見た」


大西「…大ちゃん、これからもよろしくね」


西畑「…もぉ、可愛ええ!うん!よろしく!」


長尾「道枝、よろしく」


道枝「…うん、よろしkってええ!?ちょ、聞きました?長尾がよろしくって!」


長尾「うるさい!」


道枝「ぶっ、よろしくな?」


大橋「ふーじわらくーん?」


藤原「はいはい、よろしく」


大橋「な、冷たっ!」












































































高嶺「…何してんの」


西畑「いや、入ろうとしたら話してたから?」


『普通に入ってきてええのに』


大西「入りにくかったの!!」


高嶺「てかいつからいたよ」


道枝「えーっと…あのぉ、その?」


長尾「……」


大橋「あなたがそれ、特大ブーメランだから!くらいだったよね?」


藤原「くらいからだったかな…」


高嶺「ふぅ?けっこう聞いてるぅ」


『ほんまにちょっと最低です』


道枝「俺は長尾と俺だったら嫌いだった的なところも聞こえてたんやけど?」


長尾「あ、それ聞こえてた!」


『知らん、そんなん知らん』


高嶺「嘘つけ、言ってた」


『まじ、やめろ!』




































































作者っす!


俺スカ…みないで!


みんな!みないで!


…ごめんなさい、道枝出るんで


見ていいですよ?見ていいですけど、それでまわりに道枝担発生したら全力で潰してください


いいですか?


潰してください?

プリ小説オーディオドラマ