第56話

にしたく
6,451
2019/04/20 11:45
あなたside
『ねぇどーしよ』


高橋「んー…やっぱヘアアイロンちゃう?」


『それ恭平が欲しいのでしょ』


高橋「そんなことは無いさ」


『まぁ、髪の毛いじるのは好きだよね…』


あ、ども!高嶺ちゃんだよっ!←()


今ニシタクの誕プレを選んでんだけど…


まぁ、分かる通り過ぎてんですよ


で、早めに買って届けたいんだけど


ヘアアイロンかサッカーボールか


高橋「はよしないと怒るんちゃう?」


『もう怒ってると思うから、今更何しても変わらないさ、あはは』


そうなんです


まぁ、ニシタクの誕生日を忘れたことなぞいままでなかったのである


なのに今年は忘れたのであーる。


…去年、きょもの誕プレ2日遅れで渡したら怖かったから…


まぁ、時間は戻せないんですけどねっ!


あはっ♡


高橋「顔きもい、」


『はい、さっせん』


高橋「あ、でも、玉森くんにスパイク渡したんやろ?」


『そだよー…ってなんで知ってんの』


高橋「この前会った時にあなたからもらったんだぁ〜いいでしょ?って言われた」


『…玉森きゅんすこ』


高橋「早く選べ」


『だって…決まんないんだもん…』


高橋「…俺この後みっちーと遊び行くんやけど」


『知らねーよ、付いてくって言ったのおめーだろが』


高橋「…はぁ、じゃ、俺がヘアアイロン買う。それは俺からの誕プレって事で、あなたはボール買ったらええんちゃうん?」


『ナイスアイディアシンメ』


高橋「じゃあ、早く買ってきて」


『恭平もでしょ、』


高橋「あ」


『今はツッコミたいけど時間ないからとりまダッシュ!』










































































































































高橋「じゃ、電車間違えたりコケたりすんなよ」


『さすがにそこまでドジじゃない』


高橋「いや、ドジだから」


『…てか道枝とどこ行くの?』


高橋「……ぇ」


『…え?は?』


高橋「……すじぇー」


『…ん?』


高橋「ゆーえすじぇー」


『え!?は!?何それずるいんだけど!?』


高橋「だぁから言いたくなかったのに…」


『…ずっる』


高橋「今度一緒行く?」


『え、いーの?』


高橋「別に?断る理由もないし」


『ぎゃぁぁぁぁ!やったやった!え、今度行こうね!?』


高橋「あ〜はいはい、分かった」


『言ったね!?高嶺聞いたよ!?聞いたからn』


?「…周りから見たらバカップルやで?」


『…ばーか』


高橋「…すんませんっ!!!!!!」


道枝「お前、どんだけ待たせんねん!」


高橋「…あなたの買い物付き合ってた」


『てか待って?周りから見たらバカップル?』


道枝「いや、まじで一瞬誰かわからんかったもん」


『えぇ…』


高橋「さっせん!」


道枝「ほんまに…ってあなた、誰かの誕プレ?」


高橋「にしたくのやで」


道枝「…ん?ニシタクの誕生日って昨日やん」


『そーなんですよねぇ』


道枝「…遅れたらやばいで?」


高橋「…???なんで?」


道枝「俺、去年、2日遅れで誕プレ渡したねんけど、必要最低限話してくれなかったでw」


『…それほんと?』


高橋「え、嘘やろ?」


道枝「マジやってwちょうどまいジャニの収録一緒にやることなかったから良かったねんけど笑」


『…ん?そんなに長く口聞かなかったの?』


道枝「や、2日くらい」


『…ダメやん』


高橋「乙でーす」


道枝「じゃ、恭平、今日は買い物行くか」


高橋「おけおけ、じゃな、あなた」


『…おん、』


みちきょへ「ふぁいと〜!!」


『…ん?今何時だ?』


(13:16)


『やっば!1時半の電車のんなきゃにしたくと喋れなくなる!!!!!!』




































































































高橋「あ、そだ!今度遊びに行こってはなs…」


道枝「…あなた、元陸上部だからね」


高橋「足はっやぁ…」


道枝「…ん?てか今度遊びに行くん?」


高橋「…そんなこと言ってないやん、AHAHAHAHAHAHAHAHA」


道枝「ジェシーみたいになってるで?」


高橋「だぁかぁらぁ、そんな事ないって言ってるやんかぁ!」


道枝「おうおう?嘘つくのもそこまでにしておいた方がええと思うけど?」


高橋「ふぇ?」


道枝「俺がいつからバカップルの2人を見たと思うん?」


高橋「…いつから?」


道枝「え!?は!?何それずるいんだけど!?から。」


高橋「………えぇはぁ!?は!?え!?嘘やろ!?」


道枝「ほんまやわw自分から一緒に行く?とか言ってwww」


高橋「うわはっず…」


道枝「ほんまになぁ?」


高橋「…なんでそんなニヤニヤしてるん!!もぉ、ええやろ認めたんやから!」


道枝「ぶっ!おま、LINE見た?」


高橋「…???なんで?」


道枝「あ、電車乗ったから通知オフとかにしとるやろ」


高橋「…ちゃうわ、昨日寝た時にすごいうるさかったからオフにしてたん!」


道枝「どーでもいいわ、はよ見てみ」


高橋「なんやねんそr」


(163)


道枝「エグいやろ?」


高橋「……って、なんでさっきのバラしてんねん!」


道枝「おもろかったんやもんww」


高橋「うぅわぁ、こりゃ帰ったらカミナリやんな…」


道枝「あ、ちなみに見てないだろうから言うけど、カップルに見えたって事もちゃんと言っておいたから」


高橋「同期だからってなめてね?」


道枝「なめてるかも」


高橋「そこは否定して」


道枝「してない」


高橋「遅いわ」











































































































『…ふぅー、行くよ?行くよ?』


…ただいま、雑誌の撮影を終えたLil関西が待機している楽屋の前にいます


『大丈夫。大丈夫。何かあった時は女子パワーを使えば…』←え!?By西村


よしっ、いくぞっ!


『にしたく!ほんとにごめん!(目を瞑りながら)』


(ガシャガシャ、ドゴンっ!…がしゃん!)


『…???え、え、なに、どした?』


島崎「…ぶっ、え?あなたちゃん?何しに来たん?」


大西(風)「なんか来た…」


西村「………」


岡崎「あなたちゃん!お久しぶりです!」


當間「あなたちゃーん!」


『るーくぅー!!!久しぶりっ!』


…ん?


『あっ、違う!』


西村「…………」


『…あ、えっとぉ…ごめんなさい』

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