数学の授業中、
嫌だろうけど当てる。
そうじゃないと寝たり
内職したりするでしょ。
できるだけ生徒を褒めるようにしている。
厳しいところは厳しく
褒めてあげるところはしっかり褒めてあげる。
メリハリが重要だ。
分からない子がいないか
困ってる子がいないかと
教室を回った。
…チョンチョン
シャーペンでつついてきよった。
誰だ。
とても男の子って言うより雄っぽいけど
何故かもちもちしている
男の子が体調を訴えてきた。
他の子に保健室について行ってもらう訳には行かないし、心配だな…
クラスからは「え~~~っ」との声
そんなことは気にせずユノくんと
保健室に向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。