突然…
カタコトだけど、上手な日本語でそう聞かれた。普通なら戸惑うけど、こんな事にも、もう慣れちゃった。そう思いながら、私は渡された地図を覗き込んだ。
そう言って私は振り返り、その人の顔を初めてみた。
私はフリーズしてしまった。
なぜなら、男の人は帽子にマスク姿だったけど、私は彼にしかみえなかった。
だって、声も背もマスクのつけ方も、全てが画面越しにずっとみていた……
あなただったから……
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第2話 ⸜❤︎⸝
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主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。