次の日も 、その次の日も
五条は何故か喋ってくれなかった。
マジで理解不能。
なんでだよ。私なにか気に障ることした?
一昨日あったことを思い浮かべる。
何をそんなに怒ってんの…
本人に直接聞くか
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五条悟が帰ってきたので
とりあえず晩御飯を机に置く。
ほんとちゃっかりてて、
晩御飯は食べるんだよこいつ。
はい出ましたフル無視。
めんどっちいなぁぁ
おい箸取り上げるぞ
五条がこっちを睨んできた。
気分。これだけ
五条呼びになれてるから五条が癖で出てくる。
怖い怖いお前目笑ってねえよなんとかしろ
これはちょっと言いすぎた
普通こんなん言ったら誰もが殺しにかかってくる。
しかも相手五条だよ?私死ぬわ。負ける。
五条が箸を置いた。
揃えるあたり育ち良いのがわかる。
私の頬を両手で挟みに来た。
地味に痛い。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。