簡単に言うと、昨日は悟に甘えさせた。
昨日だけは許してしまった。
私は夢で泣いてる悟が脳からこびり付いて離れなくて、
悟は夢の蟠りか何かが消えなくて。
体重ねたら治るのかな、
なんて悟の馬鹿な考えに昨日は了承した。
思い切り甘えさせてやった。
故に何度も抱かれました。今考えると恥ずか死ぬ。
何がちぇっ、だ。お前の嘘は3歳以下ですかって。
……確か言ってたな。
____ ねえ、あなたはどこにも行かないよね
____ 私はちゃんとここにいるが???
そんな会話をしたはず。
悟が「覚えてないって言ったらもっかいしようと思ったのに」
と言うので枕を投げてやった。
無限で塞がれたけど。
悟は意外と寂しんぼなのだ。
でも私がどこかに行ったりすることは無い。
こいつを嫌うことも無いだろう。
それくらいの覚悟くらい遠の昔にしている。
私は自分が思ってる以上に悟が好きなんだろう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。