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第4話

#4 樹side 『らしくない』
内田さんなんで呼び捨てなんかなー?
あ、内田さんだけ 田中さん 呼びがいやなのか?
美咲もあなたも 樹 だからかな?
あなた

くしゅん

俺がメイク室を出た途端に廊下に響く
ほんとなんもないから普通に響くんだよなぁ。
田中樹
大丈夫?風邪?
あなた

まさか。

というけれど、そのあと何回かくしゃみをするあなた。
田中樹
もう、帰ったら?
あなた

いーやだっ、樹と帰るっ

あなた

樹は撮影でしょ。行っといで。私はちょっと話してただけだからまたメイクに戻るよ。

田中樹
ん?ジェシーまだあるのか。
あなた

あるよ。

田中樹
でも、もうやめなよ。風邪だろ?
あなた

違うって

田中樹
大丈夫じゃないじゃん
あなた

大丈夫だよ

五十嵐美咲
樹ー!撮影次です
田中樹
あ、はーい。
なんでメイクさんが?
まぁ、とりあえず、メイク終わったらすぐ帰りなよ。俺と帰らなくたって大丈夫だろっ?じゃあ、行ってくる
ー 数十分後 ー
あれ?あ、帰ったのかあ。
ん?でも北斗は?
田中樹
北斗どこ行ったの?
髙地優吾
樹、落ち着いて聞いて
田中樹
うん
髙地優吾
辛そうにしてたあなたを北斗が連れてった
田中樹
は!?とか思ったけど、そりゃ、そうだよな。よかった。
髙地優吾
あれ?気にしない?
田中樹
……うん
本当はものすごく気にしてる。
まずいことしたな…
髙地優吾
今の樹、樹らしくないよ?
田中樹
大丈夫だよ。
髙地優吾
ほんとかよ笑
田中樹
大丈夫だって笑笑
これ、上手く笑えてんのかな…
京本大我
すごかったよね
森本慎太郎
ね!めっちゃびっくりした笑
俺と髙地が話している横を通り過ぎる慎太郎ときょも。なんか唐突になにがすごかったのか気になった
田中樹
なにがすごかったの?
森本慎太郎
ん?あ、樹!と髙地!
北斗があなた連れ出す時。ね!きょも!
きょも?
京本大我
あ、ごめん。あの、樹、ごめん
え?俺、怒ってる?
森本慎太郎
あ、樹…えっと…
田中樹
なんだよ~!
とりあえず、言っとこう
田中樹
慎太郎もきょももらしくないぞ~!
疲れたのかな?
俺らしくない。わかった
森本慎太郎
そんなの言ったら樹もだぞ~!
なにがあったかしんないけど、元気だせぇー!!
あ、慎太郎は慎太郎。
京本大我
疲れた~!!北斗いつ戻ってくんの
あ、きょもだ。
ジェシー
あー!!!
わっ!!!!

そこにいたみんな驚いた
ジェシーもジェシーだ。
髙地優吾
ジェシー驚かすなって~
ジェシー
楽しーじゃん笑笑
田中樹
いや、こっちめっちゃびっくりする。
驚いて腰抜かしたらどうすんだよ笑
・    ・    ・
田中樹
髙地優吾
どうした、樹。変だよ
森本慎太郎
常識的にないことを…樹が…え?大丈夫?
ジェシーはそこまでの驚かし方じゃなかったのか……
田中樹
疲れたな~
俺、着替えてくるわ。みんなも着替えておいで。
そう言い残して俺は楽屋に戻った