みっちーside
俺と長尾は付き合ってる。
このことはメンバーも知ってて、それでもみんな受け入れてくれてる。
でも、、、今日はその長尾の様子がおかしいねん
どうしたんやろ?
長尾side
今日は、朝からしんどくて熱でもあるんかなって思ってはかってみたら案の定38度2分
でも今日は、新曲のダンスの初めての練習日やから、休む訳にはいかん
とりあえず行こ
やっぱり頭痛い、、、
自分でも遅れてるのはわかってんやけど、熱があるせいか思う通りに体が動かへん、、、
なんか、、、だんだん目の前がテレビの砂嵐画面みたいになって、、、その瞬間床に倒れたのが自分でも分かった
みっちーside
ダンスの練習をしとる時に、今日はえらい長尾のミスが多いなって思っとって、やっぱなんかあるんやないかなとか考えとると目の前で急に、長尾が倒れた。
俺は長尾のことを呼びながら、駆け寄った。
俺は長尾をソファに運ぶために体を持ち上げた。
長尾の変化に気付けんかったことが、ホンマに悔しかった。
そう思いながら、長尾をソファに寝かす。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。