第37話

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2020/07/08 11:03
JHside




MG「あなた、いい?絶対ここから出たらダメだからね?」


SG「誰かに声かけられても着いて行ったらだめだよ?」


JH「ヤーそんないっぺんに言ったらあなたが困るだろ」




スタッフさんに本番10前だと声がかかってからずっとあの調子


そろそろ行かないと時間的に間に合わない



JH「あなた、終わったらすぐ戻ってくるから一人で待ってれる?大丈夫?」


You「だいじょうぶ、」


JH「そっか、じゃぁ行ってくるね」




あなたの頭を撫でる


正直に言うと、俺も心配


けど、スケジュールを終えないとどうしようもない



You「めいれい、まもります。」


SC「命令じゃない」


You「…くぷす、」


SC「命令しないって約束しただろ?」


You「……やくそく、」


SC「うん、約束」


You「やくそくです、」




控え室に置かれたステージが映るモニター


ここにはソファと机とモニター以外何も無い




SC「よし、行くぞ」




ドアが閉まるまでずっと俺達の方を見るあなた


収録が終わるまで誰かが部屋に入らない事を心から祈る




SC「ステージでは集中な」


JH「うん、クプスも」




何もありませんように。

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