WZside
You「……」
WZ「……」
You「……」
WZ「いや、近くね?」
ご飯と言われてリビングに向かうと
何故かミンギュのエプロンを着けてテレビに顔をくっ付けているあなたがいた
ゴンッ
SG「わわ!まただ!あなたーテレビを近くで見すぎたら目悪くなるよ!」
WZ「まず見えてねぇーだろ笑」
You「……」
SG「離れて!離れて!」
You「はなれます、」
SG「またおでこぶつけたの?!」
WZ「……」
スングァンがあなたの親みたいでちょっと面白い
SG「ミンギュヒョン!冷えピタってどこでしたっけ?」
MG「キッチンにあるよー誰か熱あるの?」
SG「あなたがまたおでこぶつけちゃって。」
MG「そっかそっか」
成長したなって柄でもない事を思った
SG「いい?あなた、おでこぶつけるのはダメだよ?
You「だめ…」
SG「こんなに赤くなっちゃって」
You「ばつ、ですか?」
SG「罰なんかしないよ」
You「おしおき、ですか?」
SG「お仕置もしないよ、」
おでこに貼られたシート
You「わかりません、」
SG「俺もなんて言ったらいいか分かりません。」
それがズレて床に落ちた
はぁ…しょうがねぇな
WZ「自分を大切にしろって事を言いたいんだろ」
SG「ウジヒョン」
拾い上げて赤く腫れ上がった所に貼ってやる
You「あっぱ、きました」
WZ「アッパじゃない」
ヒョンが世話を始めた新しい妹は
弟たちより手がかかりそうだ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。