SCside
SG「寝てますか?」
SC「うんぐっすり笑」
病院に着く少し前完全に力の抜け切ったあなたの頭をそっと肩に乗せた
少しだけ触れている手はすごく熱くて居た堪れない気持ちが膨らんでいく
SC「もう少しだからな」
起こさないようにそっと頭を撫でた
.
.
病院に着くと、案外すぐに通された
ジスとハニの3人で診察室に入る
この時はまさかあんなことになるなんてだれも思ってもいなかった
.
ガシャンッ!!!!
You「っ!」
先生が点滴の針を打とうとして腕を押さえた時
あなたが勢いよく起き上がった
額に汗を浮かべたまま
JH「…どうした?」
JS「点滴したら少しは楽になるよ?」
今まで見たことのない表情で先生を見ているあなた
…どうしたの…、?
*「すぐにおわりま「ぃやああぁぁぁ!!」」
「「「!?」」」
SC「あなたっ!」
全く周りが見えてないのかベッドから飛び降りてドアの方へ走っていく
SC「あなた!待って!!」
You「いやっ!いやだっ!!!」
声を聞いた他の看護師も弟たちも集まってきて
DK「ヒョン?!どうしたんですか?!」
医師たちはまるであなたを無理やり押さえつけるようになってしまった
You「くぷすっ、くぷす、!」
*「そっち押さえて!」
SC「…っ」
WZ「ヒョン、」
ーグイッ
SC「もう…大丈夫です、連れて帰ります。」
これ以上耐えられなかった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!