SGside
クプスヒョンに送られてきた画像を見ると名前がなかった
名前がないのは可哀想だし今後が大変だからみんなで決めることになった
SG「うーん…」
何がいいかな。
付けるなら女の子が喜ぶ名前を付けてあげたい
SC「なんかいいのあるか?」
SVT『……』
ヒョンが言った言葉に誰も反応しなかった
名前なんか付けたことが無いから余計に反応出来ない
SG「…あ」
リビングを見渡していると目に入った一冊の本
立ち上がってその本を手に取る
誰が買ったか忘れたけど日本に行った時に買ってきた小説
SG「……あなた」
この本の主人公の名前
日本の名前だけど電気が走ったみたいにビビっと来た
SG「ヒョン達!!!」
SC「大声出してどうした?」
SG「名前、あなたってどうですか?!!」
SC「いいじゃん」
WZ「スングァナにしてはいいんじゃない?笑」
SG「ちょっとヒョン?!」
SVT『笑笑笑笑』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。