MHside
JS「あなた今日は休みだからどこかお出かけしよっか」
You「おでかけ」
JS「んー、買い物して、ご飯食べて、」
You「ごはんたべます」
JS「ご飯の方がいいんだね笑」
あの日からジスヒョンはずっとあなたと一緒にいる
まるで以前のクプスヒョンみたいに
JS「人が多いところには行けないんだけどね、」
You「おきがえですか、?」
JS「うん着替えておいで」
MH「…」
あなたにとって今のジスヒョンはクプスヒョンの代わりと同じ
側にいてくれる人がいないと何もできないから
俺はそんなの嫌だけどね
JS「…分かってるよ、ちゃんと」
MH「?!」
いつのまにかこちらを見ていたジスヒョンに驚いて肩をあげる
JS「目が語ってたよ笑」
MH「…すいません。でも、それならなんで…」
JS「あなたには悲しい思いして欲しくないんだ。今まで辛い経験をいっぱいしてきたんだから、これからは楽しいことだけを知ってほしい」
…最近その表情ばっかりだよ、ヒョン。
気づいてる、?
JS「ほんの少しずつだけど変わってきてる。ちゃんと"人間"になってきてるからさ。それにクプスがいないならその間代わりになればいいんだよ。あなたが戸惑わないように側にいてあげればいい。」
笑ってるつもりだと思うけど全然笑えてない。
MH「…ジスヒョンは本当にそれでいいの?」
JS「うん…」
やっぱりジスヒョンは嘘が下手だ
クプスヒョンの代わりでもいいなんて、本当は思ってないでしょ?
You「きました、」
JS「あらー笑もう一回着替えよっか笑」
You「きがえよっか、」
JS「服選んであげるよ笑」
ヒョンの選んでる立場はきっと一番辛い
MH「…」
ヒョンだって正直になってもいいんだよ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。