第84話

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2020/10/04 06:19
WZside




今日の気分は最悪

一番会いたくない奴に会わないといけないから




MN「おはようございます!」


SC「…」


MN「今日のスケジュールは一つだけなので皆さん頑張ってくださいね!」




今日も仲良く出勤ですか


大切なヒョンには変わりないけど、そろそろ我慢できそうにない




MN「あれ、?今日あなたちゃんはいないんですか?」




白々しいこの女も




JS「あなた最近眠れてないんだ」


SC「…っ」


JS「一緒に来ようとしてたけど、今日はスングァンとホシとドギョムでお留守番」




ジスヒョンもあんだけ態度に出すなって言ってたのに自分だって制御できてないし




MN「そう、なんですね…そうだ!今日宿舎にお邪魔してもいいですか?あなたちゃんのこと心配だし、スンチョルも着替えとか持ってきた方がいいだろうし!」




静まり返る控え室

あぁ、本当にムカつくなコイツ

頭のネジ飛んで行ってんじゃないのマジで




JH「クプスはいいけど、俺たちの宿舎異性立ち入り禁止なんですいません」

MN「え、でもマネージャーですし大丈夫ですよ!悪いことなんてしませんよ?
それに異性っていうならあなたちゃんも、」




ガンっ!!




思い切り目の前の机を蹴り飛ばす

聞きたくないんだよあんたの話なんて

そんな俺の気持ちを汲み取ったのか、ポンと肩に置かれた手




JS「あなたは家族だから。僕の大切な人なんだ。ミナちゃんがマネージャーだから言うけど、






僕、あなたと付き合ってる」


SVT-JS『!?!?』


SC「え…?」




ジスヒョン、…?




JS「マネージャーだってクプスと付き合ってるんでしょ?僕にとやかく言う資格なんて、ないよね?」


MN「っ…」




この時気付いてしまった




JS「何の目的でクプスに近づいたのか知らないけど、クプスとあなたはもう関係ないから。

あなたに近づかないでくれる?」



ジスヒョンの手が爪の跡が残るほど強く握られていることを

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