MGside




You｢……｣ｼﾞｨｰ


MG｢ちょっと、近いかな｣


You｢……｣ｼﾞｨｰ


MG｢笑｣




クプスヒョンの携帯に電話がかかってきたらしくあなたを頼まれて数分


他のヒョン達といたのにキッチンの横に立って動かないあなた


…近いんだよね笑


火を使ってて危ないし


何より


そんなに見られると流石に照れる




MG｢…やってみる？｣




気が付けばそう声をかけていた




You｢……｣


MG｢んー卵焼きとか？｣


You｢たまご…｣




着ていたエプロンをあなたに着せて


洋服の袖を捲る




MG｢……｣




そこら中に散らばった卵


フライパンの中にはスクランブルエッグらしき物が


少し出来上がった




You｢たまごやき…｣


MG｢うん笑｣




まぁ初めてだったらこんなものかな




MG｢上手くできてるよ笑｣


You｢くぷす、｣


MG｢ヒョンに見せておいで｣




さっきあなたが言ってた"顔がいっぱい"は




MG｢あなた、楽しい？幸せ？｣


You｢……｣


MG｢楽しい時、幸せな時は笑うんだよ｣




きっと、表情の事じゃないかな


人よりも表情が乏しいあなた


色々な表情が写っている写真を見てきっと不思議に思ったんだろう





You｢…分かりません｣


MG｢うん、今は分からなくてもきっといつかあなたも笑えるようになるよ｣




"クプス"ヒョンの名前を呼ぶのも


少しずつ感情が出てきてる証拠だよ






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新作投稿しました✨

良かったら見てみて下さい