さて、この状況をどう説明してもらおうか。
時間はつい先ほどに遡る。
今日は、何でもない日のパーティーだった。
監督生が連れてきてくれた他寮の者も楽しくパーティーをしていた。
その時、いきなり空に穴が開いた。
監督生は吃驚しているようだった。
目を輝かせながら。
まるで、これが何だか知っているかのように。
そして僕達は、吸い込まれた。
そして、今に至る。
うちの寮生が4人、オクタヴィネルからは2人、スカラビアから2人、ポムフィオーレから1人、そして監督生とグリムがここに居る。
しかもスカラビアは寮長、副寮長のどちらも来ている。
杖の形のマジカルペンを構える。
誰かが来た。
「あんた達、誰?参拝者…ではないわよね?」
「何かあったのか?」
監督生は、言った。
なんて言ったか当ててみてね☆
『東方を知ってる監督生と巻き込まれるNRC生』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。