第11話

元月柱の先生が伝える″覚悟″というもの
493
2021/01/04 08:45
???
とどめをささないの?
名作
名作
(何で、貴女がここに..!?)
スウィーツ
スウィーツ
かぐや先生!?!?
かぐや先生
向かいに来ましたよ。その前に鬼を...
スウィーツ
スウィーツ
は、はいっ!
木に突き刺さった鬼。スウィーツは石で叩く事にした
スウィーツ
スウィーツ
(一発じゃ効かないよな..じゃあ何発も叩くのか...!それはちょっと..痛いはず....!)
うぅ...........
かぐや先生
..............................
かぐや先生
(ダメ..むすびくん...この子は敵である、鬼でさえも優しさが消えない..優しくて、純粋で...後ろにいる鬼の男の子からも同じ気が....と言っても、あの子..!?)
かぐや先生
あの時の..!?名作くん...?
名作
名作
かぐや先生
やっぱり、そうだったのね!
どうりで似てると思ったら....!
..貴方がむすびくんが言っていた
″鬼の男の子″ね
名作
名作
コクリ
スウィーツ
スウィーツ
何で..その事を...?
かぐや先生
むすびくんから、手紙がきたの......
─────────────────────────────────────────
むすび
むすび
元月柱・かぐや先生へ
お久しぶりです。あの時を覚えていますか?
むすびです。今、僕は鬼殺隊に入隊して、目標だった″金柱″になりました。
突然に申し訳ないのですが、僕の友達が鬼にされてしまいました。自我をはっきりある様で..もうひとりの親友が人間に戻したいと言っているので、お会いした事のある、かぐや先生に修業を頼みます。どうか、僕の親友を助けて下さい。お願いします。 
階級 金柱・団栗林むすび
─────────────────────────────────────────
かぐや先生
と、書いてあったの。良い親友を持ったね..ふたり共(^^)
名作
名作
(それは本当に良かった..″金柱″って何...!?)
スウィーツ
スウィーツ
多分、名作も同じ事思っていると思う!
金柱って何!?!?
かぐや先生
柱は鬼殺隊を支える上の剣士達の事よ。
スウィーツ
スウィーツ
支える.......!?
サァ──────────────────...........
お堂の鬼
グワァアッ!?!?
スウィーツ
スウィーツ
鬼が灰になって消えていく..!?
これは名作が嫌うぞ...!..名作!!
周りに名作も、かぐや先生もいなかった
かぐや先生
名作くんなら、もう籠の中に入ったよ
名作
名作
ウーー!
(ここだよ~!)
スウィーツ
スウィーツ
名作!良かった.......
かぐや先生
..スウィーツくん?
スウィーツ
スウィーツ
はい..何ですか...?
かぐや先生
親友が人間を喰らったら、貴方はどうする?
スウィーツ
スウィーツ
...え........
名作が人間を喰う...?
そんな訳ない、
名作は血を流した人間を見ても、喰わなかった!
僕を助けてくれた...!
守ってくれた...!!










パンッ!!!!




























スウィーツ
スウィーツ
......え............?
(平手打ちされた...!?)
かぐや先生
親友を殺して、己の腹を斬る!
何故答えられなかったの!?
スウィーツ
スウィーツ
................!!
かぐや先生
鬼を人間に戻すというのは..!
そんな″覚悟″ないといけないの...!!
かぐや先生
親友を強く思う事はいいこと..!
でも、まだ覚悟が甘いの!!
スウィーツ
スウィーツ
..........!?
かぐや先生
私は..元月柱...かぐやよ....
かぐや先生
今言ったことがわかったなら......





親友を連れて来なさい。





































スウィーツ
スウィーツ
......はい............!!!!

プリ小説オーディオドラマ