モモside
さーたんが具合悪いの放っておけなかっただけなのに、
またあなたの下の名前のこと責めるような言い方しちゃった...。
あとでちゃんと謝らなきゃ。
切り替えて残りの練習がんばろ、、。
あなたの下の名前side
タクシーが来たのでサナを連れて事務所を出た。
車に乗り込むとよけいぐったりするサナ。
そう言ってわたしの肩にもたれるとすぐに寝息を立てるサナ。
コンビニでゼリーや冷えピタなどを買い、
家に到着。
支えながら家の中まで連れて行き、とりあえずソファーに寝かせる。
38.3度、、。
想像してたよりも高熱だった。
薬も飲んだし、あとはしっかり水分をとってゆっくり寝てもらおう。
モモのこと迎え行かなきゃだし!
しっかり水分もとったし!
サナの手を握りながら寝かしつけるようにトントンをしてなだめた。
ぽつりぽつりと話し出すサナ。
何か抱え込んでいるものがあるんだと察して
ちゃんと聞いてあげようと思った。
そんなこと、、ずっとサナは思っていたんだ、、。
こんなに素直で可愛いサナをわたしは無意識にも傷つけていたんだ。。
握っていた手に更にぎゅっと力を込める。
そのあと、サナはすぐに眠りについた。
あんなこと言われると思ってなかったから少し混乱してるけど、今は早くモモのところに行かなきゃと思った。















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。