モモside
とっくに練習も終わってメンバーたちも帰った。
あなたの下の名前はさーたんが寝たら戻ってくるって言ったから待ってようと思ったけど、LINEも既読つかないし、
もう一人で自分のマンションに帰ろうかなと思った。
あなたの下の名前がさーたんと2人でいることも、
今自分が事務所に1人なことも、
全部全部嫌だ。寂しいよ😭😭
ガチャ🚪
来てくれて、安心して泣いてしまった
いつもみたいに優しくハグをして、そのまま片手で頭をなでてくれる。
何でだろう。今日はいつもなら恥ずかしくて絶対に言えないことがスラスラと口から出てくる。
あなたの下の名前はわたしが甘え出すとそれに合わせるようにももちゃん呼びになる。
それがけっこう好きだったりするけど、あなたの下の名前には恥ずかしいから言ってやんない!笑
あなたの下の名前side
わたしがサナを優先したこと、嫌だって思ったはずなのに、サナのために朝ご飯を買って帰るって。
モモとサナには、わたしには分かり得ない絆があって、
それをこうして感じる瞬間が好きだったりする。
2人がいつまでも仲良くTWICEとして活動できることがわたしのいちばんの願いだから、
わたしのせいで2人の間に溝ができるなんてことは絶対にだめ。
モモとサナはステージでアイドルしてる時が本当に輝いてるの、ずっと知ってるから。
死ぬ気で掴み取ったデビュー。どんな思いで毎日頑張っているか、全部じゃないけど分かる気がするから...。
モモと付き合って、サナに思いを打ち明けられてからずっと考えてはいたこと。
わたしとモモが付き合ってることで、サナはあんなにつらいんだってことがさっき分かった。
でもわたしがサナを選んだらきっと、モモは悲しむでしょう?
それに、サナもモモも、お互いが一緒に幸せを掴めてないことがもどかしいのだと思う。
その原因はわたし。
そんなの、わたしが身を引くしかない。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。