第14話

13話
421
2021/08/05 09:23
高城邸に突入しよう!
魂魄妖夢
魂魄妖夢
ちょっと本当に入るの!?山姥だよ山姥!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
別に待っててもいいがこの屋敷の妖怪に襲われても知らんぞ?
魂魄妖夢
魂魄妖夢
私も行くよ!
博麗霊夢
博麗霊夢
本当こういう時の切り替えは早いのね
ケータ
ケータ
なんだか静かだね…
ジバニャン
ジバニャン
不気味な所ニャン…
オレっち帰りたいんですけど…
猫又
猫又
フニャ〜オレっちも帰って寝たいニャン
さっきおやつたらふく食ったから眠たいニャン
ジバニャン
ジバニャン
ニャ!おやつ持ってるニャン?
オレっちにも分けてほしいニャン!
ウィスパー
ウィスパー
ちょっと…少しは緊張感を持ってくださいよ…
全く猫妖怪ってのはどいつもこいつも…
イツキ
イツキ
油断するなよ
そこら中に妖怪がウヨウヨしているはずだ…
イツキ
イツキ
妖怪ウォッチは今オレの部屋にある
オレの部屋は2階だ行くぞ
イツキ
イツキ
何っ!?カギが閉まってるだと!?
シン
シン
ええっ!どうするの!?
イツキ
イツキ
カギが無けりゃどうする事もできない…!
こうなったらドアを叩き壊して…
タエ
タエ
あ…あ…みんな…!あそこ…!!
山姥「グルルルルウゥ」
イツキ
イツキ
マズイ!山姥だ!
ケータ
ケータ
あれが!?かなりヤバそうなんだけど!!
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
結構怖い見た目してるなぁ
魂魄妖夢
魂魄妖夢
何言ってんの!結構どころじゃないよ!
めちゃくちゃ怖いじゃん!
トウマ
トウマ
まだこっちには気づいて無いみたいだ!
見つかる前にここから離れよう!
イツキ
イツキ
クソッここまで来たっていうのに…!
…!…っちゃま…!…お坊ちゃま…!
ケータ
ケータ
何!?なんか上から聞こえて来る…!?
イツキ
イツキ
この声はみんな上の階に逃げるぞ!
イツキ
イツキ
…なんとか逃げ切れたようだな
ケータ
ケータ
びっくりした〜〜っ!あんなのに見つかってたら
絶対タダじゃ済まなかったよ…
臼田
臼田
いや〜危ない所でしたねぇ
お坊ちゃんそしてお友達の皆さん
ケータ
ケータ
うわっウィスパーにそっくり!
臼田
臼田
これはこれは申し遅れました
私この屋敷の執事をしております臼田と申します
臼田
臼田
以後お見知りおきをでウッス
ウィスパー
ウィスパー
むむっあなた…!
ウィスパー(シャドサ)
ウィスパー(シャドサ)
えぇビシバシ感じますねぇ…
ウィスパー(シャドサ)
ウィスパー(シャドサ)
私たちと同じ
一流の執事たるカリスマ性を!
ケータ
ケータ
…はい?
臼田
臼田
いやいや何をおっしゃっいますか
アナタ方こそ溢れる知性を隠し切れていませんよ
ウィスパー
ウィスパー
なんとまあ優れた眼力をお持ちで!
アナタこそ執事の中の執事!
臼田
臼田
いやいやアナタこそ執事界のホープ!
ウィスパー(シャドサ)
ウィスパー(シャドサ)
いやいやアナタこそ…!
臼田
臼田
いやいやアナタこそ…!
ケータ
ケータ
なにこの時間…
ナツメ
ナツメ
正直この絵面はキツいんですけど…
イツキ
イツキ
ハァ…もういいだろう
イツキ
イツキ
臼田さっきは助かったぞ
お前もよく無事だったな
臼田
臼田
突然屋敷中にあのような妖怪が現れたものですから
私この部屋に隠れていたのでウッス
臼田
臼田
しかしこの臼田屋敷をお守りすることこそが我が使命!
お坊ちゃまのへやはしっかりカギをかけましたよ!
イツキ
イツキ
カギをかけたのはお前か!!
危うく山姥に見つかる所だったんだぞ!
ケータ
ケータ
あ そういうお節介な所も
ウィスパーにそっくりかも!ねっ!
ウィスパー
ウィスパー
いやいや「ねっ!」じゃないでうぃすよ…
シン
シン
まあまあイツキ…
臼田さんも良かれと思ってやったんだし…
イツキ
イツキ
…はぁまあいい
臼田オレの部屋のカギをくれ
臼田
臼田
……
タエ
タエ
あの…どうしたんですか?
臼田
臼田
いや〜私とした事が屋敷の何処かに
カギを置いて来てしまったようなのでウッス
シン
シン
ええ〜〜!!カギ置いて来ちゃったの!?
イツキ
イツキ
お前は本当に何をしているんだ…
臼田
臼田
いやはや申し訳ないでウッス…
ナツメ
ナツメ
あれだけ「一流の執事が〜」とか言ってたのに…
ウィスパー(シャドサ)
ウィスパー(シャドサ)
い 一流の執事だってミスくらいするでうぃすっ!
ウィスパー
ウィスパー
そ そうですよっ!それにちょっとミスするくらいが
チャーミングで可愛いでうぃすっ!
ナツメ
ナツメ
ちょ…分かったからツバ飛ばさないで…
臼田
臼田
カギは屋敷の中にあるはずです
みなさまどうか探していただきたいでウッス…
イツキ
イツキ
みんなすまない…そういう事だ
ナツメ
ナツメ
仕方がないね
山姥に見つからないように慎重にカギを探そう
臼田
臼田
ではくれぐれもお気をつけて
いってらっしゃいませ〜
博麗霊夢
博麗霊夢
山姥を倒した後にカギを探したいわ…
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
いやお前がスペカ打ったらその一部分壊れるだろ
みんな「えっ!?」
博麗霊夢
博麗霊夢
どうしたのかしら?
ケータ
ケータ
や 屋敷の一部分が壊れるってどういう事!?
ナツメ
ナツメ
そういえば双剣山の時も飛んでたし…
博麗霊夢
博麗霊夢
ああ そういえば言ってなかったわね
博麗霊夢
博麗霊夢
後で説明するのは忘れそうだから今するわ
博麗霊夢
博麗霊夢
私たちはね幻想郷と言う所から来たの
みんな「幻想郷?」
そう
忘れられたものの楽園とも言うわ
ケータ
ケータ
面白そうだね!行ってみたい!」
みんな「オレ/私/僕/も!」
博麗霊夢
博麗霊夢
行けたら連れてってあげるわ
博麗霊夢
博麗霊夢
そして妖怪探偵団なら見たからわかると思うんだけど
私たち光る玉みたいなの打ってたわよね?
アキノリ
アキノリ
ああ確かになんか打ってたな
博麗霊夢
博麗霊夢
あれがスペルカード
まあ必殺技みたいなものね
博麗霊夢
博麗霊夢
そして飛ぶのは能力
これはその人の得意なものよ
ナツメ
ナツメ
得意なもの…
博麗霊夢
博麗霊夢
そう私は空を飛ぶ程度の能力
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
私は魔法を使う程度の能力
魂魄妖夢
魂魄妖夢
私は剣術を扱う程度の能力
トウマ
トウマ
でもそれって霊夢が一番弱いんじゃ…
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
いや霊夢はこの中でも幻想郷でも最強だぜ?
みんな「ええっ!?」
トウマ
トウマ
本当なの?
博麗霊夢
博麗霊夢
うーんよくわかんないけど
多分ね
トウマ
トウマ
すごいな…
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
しょうがない隠れながら進むのは私の性に合わないけど
屋敷を壊したら多分怒られるから隠れながら進むか…
トウマ
トウマ
大広間か…
ここはまだ探してないね
ケータ
ケータ
ハァ〜ドキドキする…山姥こわすぎなんですけど〜…!
ナツメ
ナツメ
ケースケだったらきっと泣いて逃げ出してるかも!
アキノリ
アキノリ
ハハッ確かに!
アイツめちゃくちゃ怖がりだからなー!
山姥「グルルルルゥゥ…」
ケータ
ケータ
や…やば…!!
山姥があんな所に…!
アキノリ
アキノリ
おいあそこに落ちてるの…
もしかして探しているカギじゃないか!?
ケータ
ケータ
でも山姥があそこにいたらカギなんて取れっこないよ〜!!
トウマ
トウマ
あのあたりから離れそうにないね
どうにかして山姥の注意を逸らせないかな…
トウマ
トウマ
あの古時計…何かに使えるかも…
ナツメ
ナツメ
みんな落ち着いて進むわよ…!
山姥に見つからないようにカギを取りに行こう…!
ケータ
ケータ
う…うん…
イツキの部屋のカギを手に入れた!
トウマ
トウマ
よしこれでドアは開けられる
あとは静かにイツキくんの部屋に戻らないと…
イツキ
イツキ
なんとかカギを取ってこれたな…じゃあ今度こそ開けるぞ
猫又
猫又
ニャニャッ!なんだかお腹の調子が…
ケータ
ケータ
もしかしてオナラ…!?
こんなところで出したら山姥に見つかるよ…!
猫又
猫又
安心するニャン…
今度はすかしっぺだから大丈夫ニャン
アキノリ
アキノリ
屁をこくのをやめればいいだろ…
猫又
猫又
いくニャン…!
猫又
猫又
ニャハ♪ちょっと出ちゃったニャン
でもこれくらいなら大丈夫…
博麗霊夢
博麗霊夢
(なんでコイツらはフラグを立てるのかしら)
山姥「ミツケタアアアァァ!!!」
アキノリ
アキノリ
見つかるのかよ!!
猫又
猫又
ニャー!アイツどんだけ耳がいいニャン!
タエ
タエ
どうしよう!こっちに近づいて来てるよ!
ナツメ
ナツメ
こうなったらもう戦うしかない!
私たちが惹きつけるからみんなは妖怪ウォッチを!
タエ
タエ
本当に行くの!?
いくらみんなだって危ないんじゃ…
トウマ
トウマ
大丈夫ここは僕たちに任せて!
さぁ早く…!
シン
シン
…わかった!みんな気をつけて!
ちょーっと飛ばして〜←ちょっとどころじゃないだろ
ー山姥とのバトル終了ー
またまた飛ばしまして←いい加減にしろ
酒呑童子
酒呑童子
まさか人間界でも
コイツにお目にかかるとはなぁ
洞潔
洞潔
ええ…
洞潔
洞潔
まさにこれは
伝承にある「世界のトビラ」…
洞潔
洞潔
しばらく前から出現していたようですが…
このようなものがなぜ人間界にあるのでしょうか?
酒呑童子
酒呑童子
さあなだがこれで疑問が解けたな
酒呑童子
酒呑童子
奴らを仕留め損なったあの時…
コイツで別の世界に逃げていったってわけだ
酒呑童子
酒呑童子
人間ごときがどうやって「世界のトビラ」を
使ったのかは知らないが…
酒呑童子
酒呑童子
こんな面白そうなもん
独り占めは良くないよなぁ?
酒呑童子
酒呑童子
俺たちともっと遊んでくれよ
なぁ妖怪探偵団
また飛ばすよっ☆←(^ν^)
ナツメ
ナツメ
それじゃシンくん…お願い
シン
シン
うん
シン
シン
あれ…何も起きない…
イツキ
イツキ
まさか…失敗か!?
ヤマンバア「ウォッチの力まだ完全じゃない
それじゃこのトビラ開けない
ケータ
ケータ
力が完全じゃない?どう言う事?
(ヤマンバア)ウォッチの力引き出せるかは使い手したい
まだまだ力不足って事バァ
シン
シン
そんな…じゃあこれは開けられないの?
(ヤマンバア)ここはババアがひと肌脱いでやるバァ!
シン
シン
わっ!光った!
それになんだか力が湧いて来る感じ!
イツキ
イツキ
シン試してみろよ!
シン
シン
うん!やってみる!
博麗霊夢
博麗霊夢
外れたわね
魂魄妖夢
魂魄妖夢
やっとこの寒い所から帰れる〜
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
次来る時は長袖だなぁ
って言っても長袖ないか
アキノリ
アキノリ
フゥ〜ヒヤヒヤしたぜ…
一時はどうなるかと思ったけどなんとかなったな!
シン
シン
よかった…
これで開かなかったらどうしようかと思ったよ…
ナツメ
ナツメ
ありかとうシンくん!
ナツメ
ナツメ
アナタも力を貸してくれてありがとねっ!
(ヤマンバア)ただのババアのお節介
役に立ててよかったバァ
(ヤマンバア)グッドラック!
ウィスパー
ウィスパー
さぁ!これで本当に一件落着ですねっ
元の世界に帰りましょうか!
博麗霊夢
博麗霊夢
そうね早くしないと風邪引くわ
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
こんなに寒いところに長居して今更かよ
ケータ
ケータ
それじゃ俺たち元の世界に帰るよ
3人とも元気でね!
シン
シン
うん!ありがとう探偵団のみんな!
思えば助けられてばかりだったよ
アキノリ
アキノリ
なーに!俺たちも助けてもらったし
困った時はお互い様ってやつだ!
トウマ
トウマ
君たちはこれからどうするの?
イツキ
イツキ
これまで通り姉ちゃんたちの
魂を奪った妖怪を追うつもりだ
イツキ
イツキ
…いい妖怪がいるってことも知ったしな
そいつらを探して情報を集めてみるよ
ナツメ
ナツメ
そっか…気をつけてね!
何かあれば私たちが助けに来るから!
イツキ
イツキ
ああ…ありがとう
タエ
タエ
なんかちょっと寂しい…
またどこかで会えるよね?
アキノリ
アキノリ
コイツが使えるようになったんだ
会いたくなったらいつでも会えるって!
タエ
タエ
…うんそうだよね
絶対また遊びに来てね!
スーさん
スーさん
拙者次お会いする時までに
必ずや立派な武士になってみせるでござる!
ナツメ
ナツメ
ふふっ楽しみにしてる!
みんなのことよろしくね
ケータ
ケータ
じゃあみんな!またねー!
タエ
タエ
行っちゃったね…
イツキ
イツキ
俺たちも強くならないとな
シン
シン
ああ!次会う時は
探偵団のみんなをびっくりさせてやろう!
イツキ
イツキ
絶対に姉ちゃんたちを助けるぞ!
2人ともついてこいよ!
シン
シン
イツキこそ遅れるなよ!
タエ
タエ
私だって負けないんだから!
飛ばすよ☆(たくさん)
駄作者
駄作者
終わります!
ここまで
博麗霊夢
博麗霊夢
見てくれて
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
ありがとう
魂魄妖夢
魂魄妖夢
ございました!

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