ヨンジンside
そう。
アイコンタクト
それが俺とあなたの特技みたいなもの。
あなたは片手で持ってるサセンの手を握り軽く投げ技をすると
俺がサセンに走って行った。
そして起き上がってくるサセンを取り押さえる。
すると近くに隠してあったのか、果物ナイフを出して俺に切りかかってきた。
クソッ…痛ッ。
腕を少し切られたか。
俺は大丈夫。
大丈夫だよ。
するとあなたはサセンの顎を狙って思いっきり殴った
サセンは脳震盪を起こして泡を吹き気絶した。
そういい走ってくるあなた。
いや、お前の方が大丈夫なのかよ…って思った瞬間
パタン
思ってた通りあなたは倒れた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!