プリ小説

第10話

孤独なシンデレラ 1-③





























シンデレラは泣いていた。













その後、召使いを何人も殺したのだから。

















しかし、シンデレラの涙は報われず。













人を殺したことによる罪悪感だけが募っていった。










自らが望んだことなのに。









こうなることを知っていたはずなのに。








シンデレラの目から涙は止まらない。











『物語ノ未完結ヲ望ンダノハアナタデスヨ。』







『何ヲ今更泣イテイルノデス。』









誰かの声が 聴 こえる。










声の主は…



プラネットの精霊だろうか。











まあ、どうでもいい。











シンデレラは、友達さえいればいい。










孤独感を無くす為の、友達が。










そのためには物語の登場人物を皆殺しにしないといけない。












シンデレラは泣いている暇など無いというのに、


未だ床に座り込んで泣いていた。







シンデレラ
シンデレラ
もう誰も殺したくない…


すると、再びコウが現れた。





コウ
コウ
そう思うのは自由ですけど、
さっさと登場人物達を
殺さないと!
コウ
コウ
ほら、顔を上げてください!




シンデレラが顔を上げると、遠くに見えるは召使い達の


虚ろな顔。







シンデレラ
シンデレラ
え…?



シンデレラは泣くことをやめた。








シンデレラ
シンデレラ
どうして皆、そんな顔
してるの…?
コウ
コウ
シンデレラさん。さっきまで
殺していた召使い達に同情ですか?
シンデレラ
シンデレラ
同情なんか_


コウはシンデレラの言葉を遮った。







コウ
コウ
…この召使い達は、悪霊に
取り憑かれているんです。
シンデレラ
シンデレラ
悪霊…?
コウ
コウ
ええ。その悪霊を祓う為に、
あなたは殺しをしているんです。
シンデレラ
シンデレラ
そ、そうだったんだ…
コウ
コウ
だから、今は召使いを殺して
しまったとしても、『物語の
未完結』が実現すれば召使い
は元通り!
コウ
コウ
「あなたにとっての」幸せな
時間を過ごせるのです!





シンデレラは立ち上がった。








シンデレラ
シンデレラ
なら私、頑張るよ。
コウ
コウ
その意気ですよー!









再び戦い始めたシンデレラは、もう泣いていなかった。









































コウ
コウ
「悪霊に取り憑かれている」なんて、
あり得る訳ないじゃないですか。
コウ
コウ
シンデレラさんを立ち上がらせる
為の「嘘」ですよ…

























____________________________






























シンデレラは剣を振る。











もう涙なんて流さない。











全ては、『友達をつくる為』だもの。







『孤独を紛らわす為』だもの。
















































『孤独』




それは、シンデレラにとって殺すべき感情。









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ミナミ🍄   @✒
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