※きんさんがめちゃくちゃヤンデレでやんさんがめちゃくちゃメンヘラです
※キャラ崩壊してます
kr視点
今日、彼氏のきんときが家に来るらしい。
嬉しいな...
でもきっときんときはそんなふうに思ってない。だって今日家に来て、「大事な話」をするらしいから。
多分その「大事な話」は別れ話だ。
俺はきんときに構って貰えないとリスカとか自殺をしようとする、いわゆるメンヘラだから。
1時間に1回連絡が来ないと心配になるし、きんときが誰かと通話してるだけでも狂いそうになる。
そんな縛ってばかりの俺のことを、もう嫌いになったんだ。
ピンポーン
...来ちゃったな。さぁ、覚悟を決めてドアを開けるか。
ガチャ
きんときに怒られちゃった...
キーッ バタン
俺ときんときはソファに向き合って座る。
そして数秒の沈黙があった後、きんときが口を開いた。
来る...
目をつぶり、着ているTシャツを思いっきり掴む。
そんな身構えていた俺の元に、予想しなかった言葉が返ってきた。
思わず間抜けな声が出る。
ヤン、デレ...?
え...?
きんときが一瞬言葉を詰まらせた。
嫌う訳、ないのに。
きんとき、そんなに俺のこと愛してくれてたんだ...!
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[数ヶ月後]
ジャラッ
ガチャ
今日もまた1面灰色の薄暗い部屋で、過ごす。
あぁ、幸せだなぁ♡
きんときが俺のことずっと見てくれてて、俺のためにご飯を作って食べさせてくれて。
誰も入らないように厳重な警備が張り巡らされている地下室に俺を入れて守ってくれて
こんな愛してくれた人、今までいなかった
でも過去はどうでもいいんだ。だって今はきんときが居るもん♡
今日も明日も明後日もその次の日も、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。