____ナイトメア視点
俺はブラックコーヒーを一気に飲んだ。後から来る苦味のコクが美味い。
と、俺は読んでた途中の小説を読み直した
ガチャッ_
気分転換にもなるだろう、俺は玄関を出て周辺を歩く事にした
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これは数時間前、俺は公園で本を読んでいたらたまたまそこら辺を歩いているドリームに目を付けられ面倒な事になった…
ドリームは呆れ顔でそっぽ向いた
何故だろうか、涙が出てるのに自然に笑いが込み上げてくる。こんな感情初めてだ…
それに、互いの心が通じたのも初めてだな。なんか昔の俺を思い出してきたな…
__ナイトメアの過去
今日もまたアイツらに虐められた。僕は何もしてないのにどうしてなんだろう。
僕は木陰に座り一人涙を流していた
と、ドリームは梨を一つ僕に差し出してきた
梨に一口かぶりつくと、後から甘みがしフルーティーな味が口の中に広がった
このまま幸せな日々がずっと続けば良いのに…
でもそんな願いが叶う事は無かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。