「ネガティブはあっちいけ。」「うわー。またあいついるじゃん。気持ち悪っ。」何回聞いた言葉だろう。僕は名前のせいで住人達から虐められるようになった。
そんなの不可能である。でも僕とは正反対なドリームを見ると何故か羨ましくなった。
「おい、お前最近調子乗ってるだろ?なあ?さもないと〇すぞ?」
(やばい…逃げ場がない…本当に〇される…どうしよう…誰か助けて…)
???「力が欲しいのか?」
???「なら、その黒いりんごを食べろ。今すぐにだ。」
そして、僕はその声の指示通り黒いりんごを人齧りした…その瞬間身体中がとてつもなく痛みに襲われた
溢れてくる…力が溢れてくる…これでやっとあいつら共を〇せる。
断末魔と共にグサ…っとグロい音を立てながら俺は住人全員らを抹殺した。
すると、そこにあいつが来た。
また。嫌な事を思い出しちまった…これで何回目だ。
永遠に"悪夢"は覚めないのだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!