第11話

最終章 クリスマスデート2 by,珠莉
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2019/06/19 20:48


(こんな都会でも雪って降るんだなぁ〜…)


今日は木村くんとクリスマスデート。

(なんか緊張する…/////)








良平
良平
おっ!来たきた!
珠莉~!コッチコッチ!
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うん…/////
良平
良平
その服、珠莉によく似合ってる。
【耳元で】…ちょー可愛い。
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
あっ、ありがとうございます…/////
良平
良平
ちょっと、珠莉?
俺はお前の彼氏なんだから、敬語は禁止!
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
ご、ごめん/////
なんか木村くんといるとつい……/////
良平
良平
いいよ、別に…/////


私たちは近くのショッピングモールに来た。



良平
良平
やっぱり緊張してる?
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うん、正直すごく緊張してる(笑)
良平
良平
あのさ、手…繋ご?
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うん…/////





木村くんの手は私の手より暖かくて心地がよかった。


そして、私たちはゲームコーナーでプリクラを撮り、
近くのカフェで、昼食を済まそうとした。





珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
あの、木村くん…/////
これ、クリスマスプレゼント…/////
良平
良平
えっ!マジで!?
開けてもいい?




シュルルル……(←リボンが解けた音)



良平
良平
コレって、マフラーとキーホルダーとクッキー!?
これ全部作ったの?
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うん…/////
ちょっと重いよね(苦笑)
良平
良平
そんなことないよ!めっちゃいい!
じゃぁ、俺からも、クリスマスプレゼント♪







シュルルル……(←リボンが解けた音)






珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
あっ、これって私が好きなアーティストさんの
期間限定グッズ!?なんで知ってたの?
良平
良平
ちょっと、明香里から教えて貰って(笑)
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
しかも欲しかったものばっかり!
本当にありがとう!
良平
良平
っ………/////



すると、木村くんの頬が赤くなった。


珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
ふふっ、かわいい…(小声)
良平
良平
ちょっ、珠莉!
いま「かわいい」って言っただろ!
あんま子供扱いすんな。



(あっ、聞こえてた…/////)

珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
ごめん、ごめん。
じゃぁ、そろそろ外でようよ!
もうすぐ門限になるし……。
良平
良平
珠莉の家って門限あるんだな。
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うん、じゃぁ、行こっか♪




店から出ると、外はイルミネーションでいっぱいだった。




珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うわぁ〜!綺麗だね!
良平
良平
そうだな。
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
じゃぁ、そろそろ帰るね……
今日はa……
良平
良平
ちょっと待って!

木村くんは私の手首を強く握った。



良平
良平
もう少しこのままでいたい。
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
でも、親が……
良平
良平
親は親だよ。
決めるのは珠莉なんだから…
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
で、でも、親になんて言ったらいいの?
良平
良平
ちょっと携帯貸して。




プルルルル♪




木村くんは、私の携帯で誰かに電話をしていた。



珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
ちょっと、木村くん!?
良平
良平
あっ、もしもし。
珠莉の友達の木村良平と言います。
あの、もう少し一緒に遊ばせてくれませんか?
……はい。…はい。ありがとうございます!
では、失礼します。
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
木村くん?
良平
良平
もう少し一緒にいてもいいって。
お前の親が言ってた。
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
ありがとう…/////
すごく嬉しい。
良平
良平
あのさ、珠莉…。


木村くんは私のところに近づいてきた。


珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
きっ、木村くん!か、顔近くないですか?
良平
良平
木村じゃなくて良平って言ってよ。な?
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
り、良平くん……近いです…/////
良平
良平
いいじゃん。恋人なんだし…チュッ
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
っっ…/////
良平
良平
ねぇ、もう1回いい?
珠莉(じゅり)
珠莉(じゅり)
うん…/////





こうして、私たちのクリスマスデートが終わった。

今まで色んなことがあったけど、
今日が今までで1番楽しかった






『大切な思い出』です。











END

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