うわっ、雪降ってるし…
もう少しでクリスマス。
去年までは1人だったけど今年は━━━━━━━
(上手く誘えるかな……?)
昇降口に着き、教室に向かおうとしたその時……
あ、良平くん……?
じゅ、珠莉っ…!?
おはよう?どうしたの?
ぇえ!?(裏声)
顔赤いけど、熱でもあるんじゃない?
ち、違う!熱はない!
…って、あっ…/////
珠莉は俺の額に手を当てた。
(……ァァァァあああああああ/////)
あっ、あの…珠莉さん?
あっ、ごめんなさい/////
(ヤバい…/////マジで可愛すぎ…/////)
すると━━━━━━━━━━━━━━━
おっはーよっ!!
う、うわぁぁぁ!!?
おい明香里!
ちょっと!ビックリさせんなよ!
(クソっ…珠莉を誘うのはまた後でか……)
ごめん、ごめん(笑)
あの、もうすぐチャイムがなるから早く教室に行こ?
うん!
………。
どうしたの良平さん?
えっ!?あっ、いやなんでもなi…
本当は?
ゔっ……
分かった、分かった…
実はさっき、珠莉をクリスマスデートに誘おうとしたんだけどね、
明香里が来たから言えなくて……ほんとバカだよな(笑)
いや、勇気だけでもあったことがすごいよ!
そうか?
うん!僕はそんなこと出来ないし(笑)
あっ、そうだ!
良平さん、珠莉ちゃんを誘うの僕も手伝うよ!
本当に?
だって僕ら最高の友達じゃん!
そうだな(笑)
そして、昼休み。
あの、珠莉……
どうしたの?
あのさ、今度の土曜b……
赤嶋さん!
はい!!
I組の保住くんが、廊下で呼んでるんだけど…
分かった……。
大丈夫か?
うん、大丈夫だよ。
あっ、珠莉ちゃん!
久しぶり保住くん。
あのさ、運営委員会でやらなきゃ行けないことがあって…
ちょっと大変だから手伝って欲しいんだけど……どう?
えっと……
それ、僕が手伝うよ!
いいの?
うん!じゃぁ、ほずみん行こう!
あ、うん。
(ノブ、niceカバー!!( ・ㅂ・)و ̑̑)
珠莉…あの、今度の土曜日…っていうかクリスマスイブに
お、俺と一緒に…そ、その…デートしてくれませんか!
えっ!?あっ、……そ、その、私で良ければ…
よ、…っしゃあぁぁぁー!!!
…あっ、ごめん/////
つい、嬉しくて…
ふふっ(笑)
じゃぁ、土曜日の10:00に公園に集合でね?
おう!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。