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2021/09/21

第12話

Seoul
ルキ
それは…!!


突然、姿を表したルキが、映写機を指差して震え出す。


WYATT
WYATT
うぉ!誰だ!?
ルキ
何故それを持っている!!


え?何のこと?

WYATT
WYATT
え?これか?これはミンギュンのだけど…。


ルキがジェヨンの手からその映写機を奪い取り、レンズを覗き込む。


ルキ
何故だ…何も見えない…。
MK
MK
え?見えるでしょ?その映写機、俺が小さい頃にたまたま公園で拾ったのかな?何か知らずに持ってたんだよね。


ルキが、俺に映写機を押し付ける。



ルキ
お願いだ。これで俺を見てくれ。
何が見える??
MK
MK
なに急に怖い…。良いけど…。


ルキに言われるがまま、映写機にルキの姿を映す。


すると、ルキが山火事を起こし、山を燃やし残酷にも動物を焼き払う姿や、津波を操る姿、地面を揺らして地震を起こす姿など、あらゆる自然災害は、ルキが起こしているものとわかる映像が次々に見えた。


そして、もともと地球に無かった麻薬を、外の星から持ち出したのも、ルキであるようだった。



神々はルキを叱り、彼に何やら呪文をかける。


その呪文を解く方法を、俺は何故か知っているようだった。

ルキ
何が見えた?呪文は??

ルキが詰め寄る。

俺は良いことを考えた。


MK
MK
見えた。君の悪事と、君の呪文を解く方法も。

ルキは興奮しているようだった。


ルキ
本当か!?教えてくれ!!

酷なことかもしれないが、言ってやる。

MK
MK
ダメ〜!君が改心しないと教えない!
ルキ
は…?

ルキは目を丸くする。

MK
MK
そうだなぁ、まぁ寿命ならあげてもいいけど。手始めに、チャンユニヒョンとユトを助けてもらおう。んで、4人でリダズのもとに送ってもらう!
ルキ
…。
WYATT
WYATT
なんかわかんねぇけど…こいつは意見が変わらないぞ。気の毒だけど…。


ルキは泣きそうになる。

ルキ
なんで…私が人間なんぞの命に従えと!?
MK
MK
いやなら教えてあげなーい。
ルキ
くっ…最低なやつめ!!
MK
MK
僕見たよ?ルキがやった悪いこと。俺よりよっぽど最低だよ〜。
WYATT
WYATT
なんだ、どうなってるんだ??
ルキ
こいつが悪い!
MK
MK
俺悪く無い!


俺たちはお互いに指差しあった。

WYATT
WYATT
なんか訳わかんないけど、これは俺たち、助かるってことか?
MK
MK
そ!俺のおかげ〜♪
ルキ
何を言う!私の力では無いか!私は神だぞ!?神を陥れるなんて、愚かすぎる男だ!!

めちゃくちゃ怒られるが、もはや怖くない。

MK
MK
んじゃ、ルキ、これからよろしくね。


ルキは肩を震えさす。


ルキ
調子に乗るなよ!人間風情が!!


ぷんぷん起こるルキが俺に歩み寄り、体が重なる。

ルキは俺の中に入ってくるように姿を消した。


すると、寿命と思わしき数字が頭に浮かぶ。

そこから、1つ、2つ、と数字が減り、次の瞬間には、極寒の星にジェヨンと共に瞬間移動した。




そこには、宇宙で見たあの大きなムカデの群れと、その中心で真っ白な翼を持つ、光り輝く人影を見た。