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第24話

こたの涙
R3-4-5インライ参照

YouTube撮影は3本撮りだったので、かなり時間がかかった


途中シンデレラフェスのオフショットが解禁されたのでみんなで見る


涼「相変わらず2人一緒にいるな」

…りょうが、今は話題にせんとって!



さ「きよちゃんの塗り絵、きよこたカラーじゃん!」

…さっちゃん、今NGワードなんよ、それ



こたは乾いた笑いをしてる

…俺分かんねんで、お前がホントに笑ってるか違うか




やっとYouTube撮影が終わったので、早いとこ謝ろうと思って声を掛ける

清「こた、部屋きて」

こたは答えない
そのまま歩き出すと後ろから足音が聞こえてほっとする





清「今日は置いて帰ってごめんな…」

小「そこじゃないの分かってるよね?」

初手から鋭い眼差し


清「あ、うん…余計な事してるつもりなかった、そんなに怒るとは思わなくて」

小「余計な事してると思わなかったの!?」
「夕に頼まれたの?自分からしたの?」
「あーいいよ、どっちでも一緒だ!」



返事も待たずに矢継ぎ早に話すその勢いに圧倒されていたら、突然床に座り込んで泣き出した



清「え?ちょ、ごめんて。ほんまに悪気なかってん」

小「悪気ない事に絶望してんの!」


泣いたかと思えば、泣き顔を隠さず俺を見上げ

小「きよはる、僕の何を見てんの?」



清「何って…」

こんなに怒られる理由が分からず、理不尽に感じていた部分がどこかであったけど、とにかく失望されたんやな、と感じずには居られなかった



小「どこまで聞いてるか知らないけど、俺はきよはるからちゃんと言い訳聞くまで口聞かないよ」

清「ちょ、待ってや。よく分かってないねん、正直。教えてや、何でそんなに怒ってるん?」

いきなり絶交宣言されて驚くと同時に、たまにしか出ないこたろうの『俺』呼びに
今とんでもない事になってる、と感じた

小「口聞かないけどちゃんと仕事するから安心して。きよはるともちゃんとやるし、ファンの人を心配させないから」



そう言って部屋を出ていった。

…きよはるの口から言い訳聞くまで
…僕の何を見てんの



こたの言った言葉を繰り返すが、今日の出来事が多すぎて頭が回らない



30分も経ってないだろうか
スマホを見ると、こたがインライをしていた
始めたばかりだろうか?
開くとコメントを読んでいる


小「こたって本気で怒れないでしょ?いや、怒れる、怒れる」

…タイミング悪っ、誰か俺の事見てんの?



小「ガチ切れドッキリして!いいねー」

…今日の動画で市川くんがりょうがにキレてたから、こんなコメントきてるんや…生憎さっきガチ切れされたっちゅうねん


小「小太郎くん、で検索すると大体犬が出てくるんですよ」

…あ、犬の話で機嫌良くなったかな



小「最近泣いた?…最近泣いたね」

…誰そのコメント書いたの
泣かせた本人なのは承知してるんやけど、いつもそんなコメントないやん、勘弁して


また犬の名前の話に戻る
…さすがにインライだったら俺のコメントも読んでくれるかな

どうせ俺が見てるのもバレてるだろうしコメントしてみる

清「ファジーネーブルとかにしたい」
小「きよファジーネーブルにしたいだって、ナチュラルに馴染んでくるやん笑」

…笑った!
それだけで嬉しくなった
ファンを心配にさせない、と言ったから俺の為ではないだろうけど



眠いのか何度もあくびをしているこた

清「急に黙るのやめな」
清「5秒黙ったら放送事故」



こたが気づいて読んでくれる




小「きよはるー…きよはるー…きよはるー…」




俺が黙ったらアカンってコメントしたから、空白の時間を無くす為に言ったのはすぐに分かった




ただ





その声が甘くて、切なくて



俺はそれ以上コメントすることが出来なかった



その後も何度かこたは

「きよはるー…きよはるー…」

と俺の名前を呼んだ