私は、ホントに馬鹿だ。
テヒョンが前に現れた瞬間、また逃げてしまった。
なんで逃げようとしたんだろう。
ホントに馬鹿みたいだ。
でも、テヒョンは逃げようとする私を掴んで抱きしめた。
テヒョンは震えていた。
だからら私が頭を撫でると肩にテヒョンの涙が落ちた。
私は、そんなにテヒョンを苦しませたんだ。
ごめんね…私はあやまることしか出来なかった。
そう言って、テヒョンは私を人が誰もいない公園に連れてかれた。
学校休んでも大丈夫かな?
ボムギュとかスビンやヨンジュン心配してないかな?
そんなことを考えていると、急にテヒョンが私の頬を手で抑えた、
テヒョンは、大きく息を吸って私を見た。
_______________あなたが好きだよ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。