第16話

アンチ

あなた side



『ふんふんふーん♪』




どもども、あなたでーす


今、リスナーさんからのお手紙読んでます





『いつも応援してます、...』
『私に生きる意味をくれてありがとう、...』
『大好きです、...』
『みんな、まじで優しいな、...』





ほんとに、みんなには感謝だなぁ、...







『...ん、?』






みんなからのお手紙読んでたら、なんか、固いものが、...?



なんだろ、...






























『なに、こ、れ、....』













そこには、








" 殺しに行くね?ww "
と、書かれた手紙と








『これ、ナイフ...?』













私、殺される?






『ま、まさかぁ、...w』
『住所とか、絶対わかんないよ、ね、...w』





なぁーんて、自分に呼びかけるけど、










怖くて怖くて、たまらなかった。










どうしよ、今、メンバーみんないるのに





『...心配かけたくないし、隠しとくか、』







『気分晴らすために、メンバーのとこ行こ、』































































(( ガチャッ











ジェル 「あ、あなた、リスナーさんからの手紙、どうやった?」
『え、?あ、うん、... 読んでて、嬉しかったよ.w』
莉犬 「だよね!お手紙読むと、すごい嬉しくなる!!」
ころん 「僕なんて、ファンレターの中にゲームソフト入ってたからねw」
さとみ 「あー、動画みた」
『あ、はは、...w』









みんな、やっぱり
お手紙の中にナイフとか、アンチの手紙とか



貰ったことないんだろうな、...
最近、アンチが多いなーとは思ってたけど、...

まさか、ここまでとは、...













『ッ、...』
るぅと 「...あなた、?」
『...ん、?』
るぅと 「元気、ありませんよ? 何かありましたか?」
『だ、大丈夫!』
ななもり 「ほんと?俺も、るぅとくんが言ったみたいに元気がないように見えるけど、」
『平気、平気、...!』




メンバーに心配かけたくない。


それに、アンチは自分1人の問題。

メンバーまで巻き込みたくない。








るぅと 「っ、でも、...!」
ななもり 「平気なの、?ほんとに、?」
『うん、!大丈夫だよ!』









感がいいるぅとくんとなーくんにはバレそうになったけど、

他の4人には気づかれてないみたい


よかった、...



なんか、元気出てこないし、家でゆっくりしようかな、...







『ご、ごめん!今日、ちょっと疲れたから、家帰るね、...w』
ころん 「えぇー?体調わるいの、?」
『疲れちゃったの((』
さとみ 「そんなに疲れたのかよwww」
ジェル 「まぁ、あなた頑張っとるし、少しは休みの時間も必要やわ」
『ありがと、』
莉犬 「あなた、ゆっくり休んでね!!」
『分かった、じゃあ、先あがりまーす、』
るぅと 「....」
ななもり 「...ごめ、俺、トイレ行く。あなた、一緒に行こ、送ってく」
『あ、うん、...』







やばい、
なんか、聞かれたらどうしよ、...





っでも、!

きっとバレてないはず、...



































『...ッ』
ななもり 「...ねぇ、?」
『は、はい、』
ななもり 「あなた、なんかあったよね?」
『...何もないですよw』
ななもり 「何年一緒に活動してきてると思ってんの、あなたが隠し事してることくらい分かるよ、?」
『...』










ここで言ったら、

みんなに心配をかけることにある。


言うな、...




言うな私 。 耐えろ、...





『何もありませんから、...』
ななもり 「あなた、溜め込んじゃダメだよ。話して、?」
『...ッ、だから 何もありませんから、!!』
ななもり 「ちょ、あなた!!!」











その場にいたら、言葉が零れちゃいそうで。
涙が出そうで。






私は外に飛び出した。











メンバーにアンチの手紙のことを隠したまま。


























『...っグス泣』














1人で涙を流しながら、

下を向いて歩いていた時だった。












「ねぇ、」










知らない声が私を呼び止める。






『は、はい、...?』
「あなた、あなた?」
『へ、?』
「あなただよね?」
『...ひ、人違いじゃ、』
「誤魔化しても無駄だよ?w」
『なんのことですか』
「あんたのこと、予言どうり」
















「 " 殺しに " 来たんだからwww」
『...えっ、?』

















私は何も言えないまま、その場に突っ立っていると



お腹の辺りに痛みが走る。
そして、










そこからの記憶は。

何もわからないまま。



私は、死んだの、?



誰か。

助けて、...