第4話

🗝
381
2023/03/25 02:04






リヴァイ
チッ





シガンシナ区が巨人に破られたという知らせが来たのはついさっき。





正直、信じたくねえが……






リヴァイ
死ぬんじゃねえぞ……!!
リヴァイ
あなた……!!









着いたのは翌朝だった。





さっき来た知らせは、彼奴の無事を知らせたがそれと同時に嫌なことも聞いちまった。





また、あいつは……大事な家族を失ったのか。





俺は手袋を手に、彼奴を探し出した。






ハンジ
リヴァイ!あそこ!!!
リヴァイ
!!





ああ、だめだ。





そっちの角を曲がんな。




そこには、お前の______







あなた
あ……ああああ





あなたの頬に流れ落ちたそれは、俺の手を濡らした。





巨人は食った人間を吐き出すことがよくある。





それに触れてはだめだと、何度も念を押された。





此奴にとっては、残酷だよな。




あなた
リヴァイ……?
リヴァイ
……済まねえ





一気に体重がかかってきた。





顔を確認すると、眠っているだけのようだ。





エルヴィン
リヴァイ。あなたは……
リヴァイ
寝た。ほんと、ガキ見てえだな







リヴァイ
帰るぞ





俺は、あなたを抱えて壁のほうへ向かった。








短くてごめんなさい。




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