第3話

プロローグ
875
2019/12/26 16:58




ピッ…ピッ…ピッ…



一定の速さで鳴り響く機械音。



君のまぶたはぴくりとも動かない。



開かない君の目を見つめていると、今さらまつげこんなに長かったんだなと思う。



今さら過ぎるな…。



ピッ…ピッ…ピッ…



一定の速さで鳴り響く機械音は、静かな病室にただただ響く。



君の枕元には千羽鶴がぶら下がっている。



皆で作ったものだ。



君の手には俺の手が重なっている。



君の温かさを確かめるように。



ピッ…ピッ…ピッ…



一定の速さで鳴り響く機械音。



君はまだ目覚めない。






























『どうしてこうなっちまったんだよ…!!』


























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ここあ😋
ここあ😋
なんか、詩みたいになっちまったぜ☆

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